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リュカの日記
by リュカ
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出来事を書き綴るのに消耗しすぎて、未だに実感が沸いてこない。
俺の親父は死んだんだ。

親父のお通夜と葬式で炭水化物を沢山食べたので、また体重が2キロくらいリバウンドしていた・・・

現在午後23時26分。
すっかり忘れていたので、今、玄関で肩に塩を振っておいた。
葬式帰りの習わしだよな。
昨日、今日と誰も俺に説明してくれなかったけど。

親父、2月22日、親父が死亡した日にも日記を書いてて、「何とか会社を軟着陸させたい」と記していたのだが、その日のうちに死んでしまった。
母親は親父が死んだ後、「□□さん、駄目駄目やん・・・」と言ってた。
でも、苦しまずに逝けただけ良かったかもな。
俺と弟が到着するまでは心臓マッサージで苦しんでたかもしれないけど・・・
母親がうなぎを買ってきて、ビールと一緒に親父に食べさせ、母親も親父の反対側を向いてうなぎを食べてて。
「パクパク」と食べている音が聞こえてきてたのだが、突然息がヒューヒューなって、器官?からピュイーみたいな音も鳴ってきて、看護師さんを呼んで「これはドクターを呼ばなあかん」という話になって、そこから心臓マッサージだそうだ。
親父の担当の○×先生も、呼ばれた時「まさか□□さんが死にかけてるとは思わなかった」と思っていたと言っていた。
意識が落ちるまですぐだったみたいだし、親父は殆ど苦しまずに逝けたんだろうな。
そう信じる事にする。
母親から昔から「癌で死ぬのは苦しいで」と言われ続けてきたし、もっと苦しむ物だと思っていたけど、親父の闘病生活を見てて、殆ど苦しんでいる素振りは無かったし。
癌でこんなに楽に逝けるなんて奇跡じゃないか、と思えるし。
むしろ、こういう逝き方が出来て、今回の癌は良かったんじゃないか、と。
ここまで書いてて、目頭が熱くなってきた・・・

本当、胸にぽっかりと穴が空いたような気持ちになる・・・
もう親父の生の声も聴けないんだ。
寂しいな;;;;

病院で、親父を立ち上がらせる時、重たかった感覚がまだ俺の中に残ってる・・・

親父の遺体を撮った写メを見ているけど、写メで見てると、本当、ただ眠っているだけのように見える。
実際に生で見たら、顔が土気色になっていたり、冷たかったりするのが実感出来て「生きてないんだ」って感じはしたけど。

現在2014年2月25日午前0時00分。
ここからが本当の今日の日記だ。

親父が死んで、3日経ったのか・・・
なんか、胸の中に握りこぶし、グーが入っているような気持ち悪い感覚がある・・・
こういうのを「胸にぽっかり穴が空く」と表現するのか。
親父の葬儀が終わったのも「昨日」になってしまったな。

葬式中は全然このぽっかり具合を実感していなかった。
じわじわくるな・・・

現在午前0時31分。
疲れてる。
少し横になろうかな・・・

現在午前1時38分。
今日はそろそろ眠ろうか。

昨日の分の日記も、また添削しておいた。
色々と書き直した。
変な風になってる箇所とかを。

今日は午後12時半頃に目が醒めた。
探偵になって張り込み?みたいな事をする夢を見た。
経費でファミレスでごはんを食べてた。
スーパーの中を走り回ったりしてたっけ。

まだ身体が疲れてる。

母親から着信が来ていた。
午後12時13分に。
そして留守電が入っていたけど、声が遠い。
東京の叔母が実家のマンションに泊まったらしいけど、叔母との話し声が聞こえてきた。
「大阪に買い物行く?」どうたらこうたら、と。
折り返しこっちから電話をかけたけど、繋がらない。

02月25日(火)
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