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リュカの日記
by リュカ
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お通夜が終わり、俺は弟に「さっきごめんな。マナーモードにしたつもりが、逆に解除してしまってたみたい」と言い、弟は「ええよ、しゃあないしゃあないw」と言ってくれた。
それから、控室がある上の階に行って、夕食パーティー?となった。
俺は喫煙室に行き、メッセの子からのメッセージをチェックした。
親父が死んで日をまたいだ未明に、俺はメッセの子に「親父死んじゃいました。
日記に全部書きました・・・」と送っていたのだ。
メッセの子からの返事は、「そうでしたか・・・あまりに急だったんでリュカさんもびっくりしたんじゃないですか。死に目に会う事ができなかった事は残念だったかもしれませんが、お父さんが入院してからの毎日は家族付きっ切りで至れり尽くせり、お父さんも幸せだったと思いますよ。リュカさん的には、お父さんへの確執みたいのが解けたばかりでこれからのお父さんとの時間を大事にしたかった部分もあるでしょうけど、その事に生前に気が付くのができただけでも大きいと思います。
これから葬儀とかでドタバタ忙しくて悲しみに浸る暇もないかもしれないですけど、落ち着いたらゆっくり休んで、またチャットでお話しましょう。
本当にお疲れ様でした。」と。
俺は夕食パーティーが始まったのでまともに返事を返す余裕が無くて「ありがとう・・・」とだけ返事を返した。
夕食パーティーじゃ、お寿司やらから揚げやら卵焼きやらエビフライやら色々と出た。
取り箸をやってくれていたので、俺が「取り箸やってくれたんや。ありがとう」と。
従兄のNが「○○、先にごはん取り」と言ってきたので、お言葉に甘えさせてもらって、俺が最初にから揚げやらエビフライやらごはんを取った。
俺は「取り箸の事で、親父とも喧嘩しよったな。『何で取り箸やってくれへんねん!』って親父と喧嘩した」
Nが「ああー!」と言った。
車の中で取り箸の事で親父と喧嘩した時、Nもその場に居て、親父に加担して「働きもせんと!」みたいな事を俺に言ってきて、俺は「N君なんて大嫌いやあああ!!」と言ったらしい。
Nも覚えていたんだな。
母親は「ほんま、小さい事で喧嘩しとったな・・・」と。
俺は「N君、あの時は『N君なんて嫌いや!』とか言ってもうてごめんな。あの時は俺も頭に血が上ってて・・・」と謝って、Nは「いいよいいよ。いつも言ってるけど、うちは『皆大好き』やから。○○も、これからも年に2回、城崎に帰ってきいや。お正月とお盆に」と言ってきて、俺は「分かった。もう車を運転してくれる親父も居なくなったけど・・・」と言い、Nは「そうやった!」と言った。
俺は「まあ、電車ででも行くわ」と言い、Nは「電車ででも来て」と。
そんな感じのやり取りをした。
それから親父との思い出話とかを色々語った。
従姉のKちゃんが来ていた。
親父の兄で医者をやっている伯父の娘だ。
俺より4.5歳年上で、しばらくKちゃんと会っていなかった俺に以前城崎の伯母が「Kちゃんもすっかりおばちゃんみたいになってるで」と言っていたのだが、全然綺麗だった。
Kちゃんが俺に対して「○○くーん」と声をかけてくれたので、俺は「Kちゃん、全然変わってないな。綺麗やわ」と言い、伯母が「綺麗やってw」と。
続けて俺は「俺は変わったやんな。太ったでしょ?w」と言うと「お父さんとそっくりやでw」と。
Kちゃんは赤ちゃんを抱っこしていた。
Kちゃんの息子らしい。
生後1年だとか。
それと、4歳の男の子も連れていた。
Kちゃんの長男らしい。
俺はこの2人の子供に対して「可愛いなぁ」と言い、頭をなでなで。
Kちゃんが帰る事になって、4歳の子に「バイバーイ」と手を振ったら、俺の手の平にパーにした自分の手のひらをパーン!と当ててきて、何か可愛らしかった。
Kちゃんが帰って、俺が伯母に「『Kちゃんすっかりおばちゃんになった』って言ってたけど、全然やん?」と言うと、伯母は「今日のKちゃんは何か綺麗やった」と。
続けて、「私、『○○くーん』みたいに明るい挨拶するKちゃん、ここ数年で初めて見た」と。
俺は「そうなんや」と。
俺自身はKちゃんと14年くらい会ってなかったので、何とも言えないけど。
さて、夕食パーティー。

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02月24日(月)
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