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リュカの日記
by リュカ
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パソコンの画面を通して、俺には千里眼のようにそんなビジョンが見えた。
そんなショタコン親父の分際で、可愛い少年である弟君に偉そうな事を言っているのがムカついた。
弟君は既に死んでしまってる。なのに、掲示板にレスを続ける。
つまり、この弟君は幽霊だ。
俺は、C君には会えたのか?と質問したい。
しかし、こんなショタコン共の巣窟で、その子達の具体的な名前や状況を出してしまうとろくな事にならないし、どうしたものかとヤキモキしてた。
結局、俺は弟君に声をかける事が出来なかった。
弟君は、C君が以前レスしていたスレッドに書き込みながらも、C君の話題には全く触れない。
そんな感じの夢を見た。
午後13時半過ぎに目が醒めた。
眠りに就く前、ウォークマンに倖田來未の「1000の言葉」という曲を入れて聴いていた。
この曲は、FFX-2のテーマソングだ。
1000年前に死亡した「シューイン」というキャラクターの追憶時に、この曲が流れていたと思う。
シューインには「レン」という恋人が居た。
レンは歌姫で、特殊な力を持っていた。
その力に目をつけた軍隊が、レンを戦争に利用しようと徴兵?していく。
シューインはレンを助ける為に、レンを軍隊から連れ出そうとするのだが、兵士に見つかり、二人まとめて銃殺される。
シューインは、好きな相手を守れなかった事に対する無念に、死後1000年もの間ずっと苦しみ続けていた。
また、好きな相手を殺した人間、社会を怨んで怨んで怨んで怨んで、果ては悪霊みたいな存在になってしまう。
この怨霊化したシューインがこのゲームのラスボス的存在なのだが。
主人公達に倒された後、レンの亡霊がシューインの前に現れる。
そして、レンが「もう眠ろう?」みたいな感じでシューインを連れて行き二人で成仏していく、というラストだった。
好きな相手が傷つけられたという、そのどうしようもなくやりきれない気持ちは、その相手自身にどんな言葉を掛けてもらったところで決して払拭する事は出来ない。
俺には、ハッピーエンドでも何でもなくて、すごく切ない、悲しい話に感じられた。
このゲームをしていたのが、ちょうどあの子から「そういう目に遭わされた」という話を聞かされた時期と前後していて、シューインの悲しさだとか無念だとか悔しさだとか憎しみだとか、そういったものに凄く感情移入してしまった事を覚えてる。
そして、そのレンの亡霊が1000年前の悲しい体験を追憶しながら歌っていたのが、倖田來未の「1000の言葉」だ。
眠りに就く前、その曲を聴きながらそんな事を思い出していたせいか、寝起き後またあの子の事とかを考えていた。
続けて、俺が19.20歳くらいの頃に頻繁に感じていて、今現在は意識の底に沈殿させているエゴを軸にしたようないやらしい不満も蘇ってきた。
つまり、
タイプの少年は汚い奴らに簡単に汚されてしまう。
なのに、タイプの少年に対して誰よりも強い執着を持っている俺は、そういった少年と付き合う事すら出来ないでいる。それが不満だ、とか。
自分が歳を取っていく事で、自分がタイプとする少年達との年齢差がどんどん開いていってしまう。タイプの少年が遠くなる・・・、とか。
19.20歳くらいの頃にそんな事を感じてて、今はもう24歳。
更に遠くなってしまった。
20歳の頃に一度叶いそうになったけど、あの子はそういう目に遭わされていて・・・
それから4年。
もう自分は一生タイプの子とは付き合う事は出来ないんだな・・・、みたいな不満が沸いた。
実際は、俺自身が若かろうが歳を取っていようが、タイプの少年には逆立ちしても釣り合えない。だから、「付き合えない」という事に不満を感じる事自体が傲慢で最低で、否定すべき事なのだけれど。
だけどやっぱり、それから4年も歳を取り、そういう子達が更に遠くなってしまった事に、ショックを感じて沈んでしまう。
そもそも、「あの子がそういう目に遭ってさえ居なければ付き合えた」という事そのもの自体が欺瞞だろう。
俺じゃあの子に釣り合えない。
普段はそれを誤魔化しながら、「それさえなければ付き合えた」と未練を引きずり続けてる。そんな感じだ。

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01月27日(土)
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