ID:14142
リュカの日記
by リュカ
[569176hit]


「昨日も○○が居てくれて助かった」と。
俺は「じゃあ、(俺が)来た甲斐あってんな?」と言った。

昨日、先生から説明を受けて、病院を後にして、絶望しながら家に帰る時、ずっとこの動画のBGMが脳内再生され続けていた。
何の曲かは分からないけど、何度も、何度も。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm20654757

俺がファミレスでバイトしてた頃、同じレストランでバイトしていた同じ中学出身の俺の同級生の女子(俺はその女子の事を、中学に在学中は名前くらいしか知らなかった)をフェイスブックで見つけたけど、何か今を活き活きとして生きている。
バイクに乗って通勤する、とか書いてたし。
いいなぁ。

今日、母親に「△△さん(弟の奥さんの名前)って京都のどこの人なん?」と聞いたところ「京都市で、JR京都駅のすぐ傍に住んではった」と言っていた。
俺は「じゃあ、結構便利なんやな」と。

俺が一人暮らしを始める前日、親父が「じゃあ、最後に家族でごはんでも食べに行こか」と申し出てきた時、俺は「親父が原因で家を出る事になったのに、そんな食事に行くんじゃ元も子も無い」と言って断った。
親父が建築家だから、母親が俺の住む予定のマンションを「お父さんに見てもらおうや」と言ってきたけど、俺は父親に自分の部屋に入られるのが気持ち悪くて、それも断った。
あと、20代最後の日、iPhone5を買うのに母親の同意書?が必要で実家に行った時、親父はグースカ眠ってて、母親が「お父さん起こす?」と聞いてきたけど、俺は「いや、ええわ」と断って、母親は「あんたなぁ・・・」と呆れてた。
その日、親父は「のぼうの城」という映画を観てきた後だったそうだ。
何か、親父との関係、後悔ばっかり・・・

親父は入院前、自分たちの同窓会を幹事の人が台風の為に半年間見送った事について、「俺らの半年は貴重やねん。誰がいつ死ぬかも分からへん!半年も見送るなんてどういう事や!!」と凄い勢いで噛みついたのだそうだ。
その直後に親父がこんな事になってしまって。
幹事の人も「まさか□□さん(親父の名前)自身がこんな事になってしまうなんて。半年見送りにしたのは悪かった・・・」と言ってたそうだ。
母親は「でも、先の事なんて分からへんし、台風やったんやししゃあないやん」と言っていた。

1週間後はクリスマスか。
親父の事でバタバタしてて、全然実感が沸かない。
世間は今、もうクリスマスモードに突入してるんだ。
俺はいつも正月と戎祭りで神社で神様に「今年も誰一人家族が欠ける事なく過ごせますように」と願ってきた。
その願いは叶いそう、親父も年は越せそうだけど、来年はどうかな・・・

俺が親父に昨日だったか、「(母方の、俺が生まれる直前に亡くなった)おばあちゃんってどんな人やったん?」と聞いたら、親父が「○○がお腹の中に入ってるの、撫でとったわ」と言ってきた。
俺は「その話は、おかんからも聞かされた。知ってる」と返答。
それ以上、親父は何も語らなかった。
俺は「(祖母の命は)俺と入れ違いやってんな。俺がおばあちゃんの生まれ変わりかもしれへんで」と言った。

親父は自分の担当の○×先生の事を神様みたいに思ってると思う。
母親は「でも、テレビでもやってたけど、最初の先生が(その患者にとって)神様になる事が多いらしいわ」と言っていた。
俺はメッセの子から「癌を告知された患者には、その後のプロセス、パターンがある」と聞かされていたので、母親に「親父って自分が癌って知ってんねんな?癌を告知された患者には決まったプロセスがあるらしいけど、親父は怒りまき散らしたりせえへんな」と言ったら、母親は「私もそれは知ってるけど。でも、お父さん脳腫瘍で頭ぼやけててよう分かってないと思う」と言っていた。
メッセの子は「告知を受けたら、その過程でお父さんの怒りがリュカさんに向くかもしれません」と言っていたけど、親父、そんな感じには全然なっていなくて。

親父は俺が来る事について、毎回「○○、ご苦労さんやな」と言ってくる。
親父は俺と同じで鼻が低くて、そんな親父を見る度に「親父、鼻毛凄いな」と思ってしまう。

[5]続きを読む

12月18日(水)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る