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リュカの日記
by リュカ
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「ほんまに心に穴って空くんやな」とも。
家系図まで書いて俺に色々教えてくるなんて、ちょっとおかしい。
母親は「死って何なんやろう。妹(アメリカの俺の叔母)が、お母さん(祖母)が亡くなる前、〜のおばちゃんに『人は死んだらどうなるん?』て聞いてたのは覚えてる。その時〜のおばちゃんは『死んだら無になる』て言ってた。でも、今は妹(アメリカの叔母)はキリスト教やから『死んでもあの世で会えるからオッケイ』とか言ってる」と。
俺は、もしかして母親は親父が死んだら後追い自殺するつもりなんじゃないかと、ちょっとした予感のような物がよぎってしまって、咄嗟に「自殺したら地獄に落ちるらしいで」と言った。
すると母親が少し血相を変えて「何でそんな怖い事言うん!?」と。
俺は「いや、今あの世の話してたから」と言い訳。
母親がこんな態度に出るなんて、やっぱり少しは後追い自殺を考えている気持ちもあるのだろうか・・・
そんな事をされたら俺としてはたまらない・・・
サイゼリヤで色んな事を長々と話してた。
母親は食が進まない感じで、自分で頼んだピザを食べきるのにかなりの時間をかけていた。
サイゼリヤを後にして、病院に戻る。
今日の午後14時はHCUだったけど、今日の午後16時から一般病棟に移ったらしく、「午後19時から20時までの間しか面会出来ない」という縛りも無くなったので、午後18時頃に病院に行って、親父の新しい病室を訪れた。
4人部屋だった。
そこに入院して2ヶ月のおっちゃんが、うちの親父に話しかけて「ここは日本一の脳外科でっせ。脳に関しちゃここの右に出る病院はない」とか言っていた。
看護師の男の人がやってきて「ご家族全て揃われましたか?」と尋ねてきたのだが、その人が男の俺でもハッとするようなイケメンで、「タイプの子が成長したらこんな風になるのかな」と少し思って、キョドりそうになってしまった・・・
午後19時を過ぎて弟夫婦もやってきた。
その看護師に対するキョドりと奥さんに対する緊張で相殺されたのか、今日は対人恐怖症は出なかった。
弟の奥さんが「今の人、髪サラッサラやな」と言いだして、俺は少しビクっとなった。
しばらくして、親父の主治医兼弟の叔父がやってきた(親父の兄貴も医者だけど、弟も医者。その2人は同じ医者同士という立場で、意見の違いから大喧嘩してお互い絶縁状態になっている)。
そして、親父と母親と俺と弟夫婦とその叔父の6人で、脳外科の担当の先生から話を聞いた。
「この前胃カメラしましたけど、全然大丈夫でした。胃がんとか気になってたんですが、胃も完全に綺麗で」みたいに言っていた。
俺は「Mちゃん(メッセの子の名前)は肺がんの方が胃がんより死亡率が高いって言ってた。肺について触れないのは何でだろう」と思ってた。
先生が「全然大丈夫」と言うので、親父はすっかり安心してしまって喜んでいた・・・
先生の説明を終えて、トイレに入って行った親父と母親を待ってる間、叔父が俺に「一生懸命親孝行したりや」と言ってきた。
親父と別れて、俺と母親と弟夫婦と叔父の5人になった時「あの先生、肝臓と肺については全く触れへんかったな。俺もそれが気になっとった」と言いだした。
やっぱり肺がんについて触れなかったのはおかしかったんだ・・・
叔父は「きびしい状況やな」と。
そして「今は抗癌剤が進歩してて、出来るだけ長く癌と共存して行こうって形になるんやけど。3ヶ月くらいの命かな・・・」みたいな事を言いだした。
親父の兄貴である伯父も「残念な結果」と言い、今日説明を受けた親父の弟である叔父も「きびしい」と言って、全くの同意見だ。
弟が「でも平均したら6ヶ月は生きれるって聞きましたよ」と叔父に言い、叔父は「抗癌剤使って寿命を延ばす事は出来るけど」と。
母親が「抗癌剤って、吐き気がしたり髪の毛抜けたりの副作用が出るんかな?」と言うと、叔父は「いや、昔の抗癌剤はがん細胞以外にも影響を与えてたけど、今の抗癌剤はがん細胞だけに行くようになってるからそれはないと思う」と。
そんな感じだった。
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11月28日(木)
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