ID:14142
リュカの日記
by リュカ
[595954hit]
■
すると、またまた後ろからいきなり声をかけられ、振り向くとそこにはC君。
今度はA君にもC君の姿がちゃんと認識されたらしい。
A君は霊能力者だから、C君が一度プッツリ姿を消す前にも、C君の存在を認識している。もちろん、その当時のC君は幽霊みたいな存在なのでメッセの子達には見えないのだが、A君は視認してきたそうで。
しかし、スーパーではC君の姿を認識する事が出来なかったA君。
それを今目の当たりにして、A君も驚愕した感じになってしまう。
そして、C君はメッセの子に「100円だけ貸して。絶対に返すから!」と頼んできたそうだ。
メッセの子は恐る恐るC君に100円を手渡す。
すると、C君は70円くらいの切符を買って、改札口を抜けようとしたそうだ。(C君が亡くなったのは高校生の時だったけど、とても小柄で幼い子だったので、子供料金で切符を買ったのだと思われる)
しかし、その時に偶然切符が詰まってしまい、改札口に通せんぼを食らってしまうC君。
C君は駅員のところに歩いていく。
驚いた事に、駅員にもC君の姿が認識出来たらしく、駅員も普通にC君に対応していたとの事だった。
「これを向こうの人(駅員)に見せたら大丈夫だから」と。
改札口を抜けて、ホームに行く2人とC君。
しかし、いきなりC君の姿が消えてしまう。
しばらくすると、メッセの子とA君の目の前にはB君の姿が。
メッセの子は驚き、「何でここに居るの?」とB君に問いかける。
するとB君は戸惑ったように「え、電話で××駅に行くって言ってたよね?」と。
しかし、メッセの子はB君にそんな事を告げた覚えは無いのだそうだ。
そこに、姿を消したはずのC君が再び現れ、「久しぶり!」と後ろからB君に抱きつき始めたそうだ。
そして、B君に抱きついたまま、トコトコと線路の方までB君を寄り切っていくC君。
メッセの子とA君は金縛りにあったように体が全く動かなかったそうだ。
そして、そこに電車がやってきて、C君はB君を抱えたままそのままホームに飛び込んだ。
メッセの子は「あああああああああああああああああ!!!!!」と凄い悲鳴をあげたそうだ。
A君は「幻覚を見せられてる!」と叫ぶ。
金縛りが解ける。
すると、周囲の人間の誰もその事故?を目撃した素振りもなく、ホームも何もなっていなかったとか。
でも、その時確かにメッセの子とA君はホームに飛び込むB君とC君の姿を目撃している。
音も鳴ったし、血も飛び散っていたとか。
しかし、その飛び散る血シーンというのが、どうもゲームの画面とかで使われるような、現実味の無い光景で不自然だったそうだ。
多分、C君自身電車の人身事故を目撃した事が無いからこそ、アニメやゲーム等、どこかから拝借してきたイメージをそのままメッセの子達に見せたからこそ、そんな不自然な事になったんじゃないかな、と。
メッセの子は慌ててB君の携帯に連絡を入れる。
しかし、B君はいつもと変わらない様子だったらしい。
幻覚。
メッセの子とA君は、メッセの子の自宅に引き返す。
A君はずっとパニック状態だったらしい。
何でも、C君からは人間としての気配も、また幽霊としての気配も感じ取る事が出来なくて。ありえないモノが目の前に居た、という事で訳が分からなくなっていたそうだ。
その日A君はメッセの子の家に泊まる。
そして、A君が一人でお風呂に入って頭を洗っていると、チョロチョロと頭に何かが垂れてきたそうで。
見ると、C君が浴槽の縁に立って上からA君におしっこを掛けていたとか。
そして、C君に「そんな中途半端な力で俺をどうにかしようなんて生意気だ」「もしおかしな事をするようなら〜」と。
A君自身パニック状態になってはっきり聞き取れなかったらしいのだが、そんな感じの警告を受けたそうだ。
そして、昨日メッセの子から訊いた話。
昨日から見て昨日、つまりこれは一昨日の出来事だそうだが。
A君が一人で街を歩いていると、またまたC君がA君の前に姿を現したのだそうだ。
C君はA君が自分に対して物凄く恐怖感を持っている事を認識しているようで、不気味な笑顔を作ってA君にじりじりと近づき、怖がらせようとしたそうだ。
[5]続きを読む
06月07日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る