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リュカの日記
by リュカ
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タバコ吸いてぇ・・・
とりあえずキシリトールガムを4粒ほおばって噛み始めた。
お正月の田舎帰りの時、城崎の伯母が「どこどこのおうちの奥さん、旦那さんが早く亡くなってしまって、その遺産で2人のお子さんを楽々と大学卒業まで行かせて就職させはったけど『私は早くに旦那を亡くして苦労した、苦労した』って言い続けてる。私たちなんかから見たらよっぽど楽な人生を送ってるように見えるのにね。確かに旦那さんが居ない事で苦労はしたかもしれないけど、他で楽をしているんだからあんまりその苦労にだけこだわって愚痴をこぼすものじゃないよ。だから〇〇君(俺の名前)も辛い事も色々あったやろうけど、自分の過去がどうだとかそういう事に捉われ過ぎないようにした方がいいよ。他の人と比べてよっぽど楽な人生なんだから」みたいに言われてまさしく金言だよな、と思った。
確かに俺は子供の頃に母に虐待みたいにされてて父にも見てみぬふりみたいにされていたし、地元で虐げられ続けてきたけど、成人して家を出てからは母にめっちゃ良くしてもらってるし生活保護で人生他の人よりイージーモードになっている。
なので、あんまり昔虐待されただの地元で嫌な奴らに酷い目に遭わされただのって過去に捉われ過ぎないようにしようと思う。
母は父とお見合いをした時、父の事は全然タイプではなかったんだけど一目見て「私は何が何でもこの人と結婚するんだ」と思ったのだ、と城崎の伯母と話していたのが屋根裏に居た俺の耳にも入ってきた。
母はお見合いをしたはしたけど、そもそも誰かと結婚するつもりは最初は全くなかったのだそうだ。
でも、俺の父に対して「何が何でも私はこの人と結婚するに違いない」と確信を抱いたのだとか・・・
しかし、そのお見合いの後から父の方からはなしのつぶてで連絡が無く、「あの時のあの感覚はなんやったんやろう・・・」と思っていたのだそうだ。
しかし、それからしばらくして父の父、つまり俺の父方の祖父の方から「どうしてもうちの息子とまた会ってほしい」と連絡が入り、それからお付き合いをして結婚に至ったのだそうだ。
お見合い結婚だったんだろうけど、そういう運命の出会いみたいなのを感じ取る事があるんだなって思った。
父の風貌はうちの母から見たらタイプにかすりもしなかったそうだ。
母は森山直太朗とかああいう塩顔というのだろうか、そんな感じの男がタイプらしいのだが父は熊みたいな感じのもっさりとした風貌だったからな。
タイプですらないのに直観的にビビっと来る、赤い糸みたいなのがあったのだろうか。
事実その後結婚して子供を2人もうけ、死別するまで夫婦仲睦まじく暮らし続けて行った訳だしな。
でも、義理のおばあちゃんが3月に家を出ちゃう、というのがびっくりだな。
母の母が亡くなり、俺の母がお見合いをすることになって母方の実家の家事をする人が居なくなるから、というので祖父も母とほぼ同時期にお見合い結婚で再婚したのが今の後妻だ。
祖父が亡くなってしまってその三回忌の時、長男たる叔父家族なんかはわざわざ東京から何時間もかけて出向いている訳で普通お茶の一杯も出すところだろうに祖母は「私〇×さん(祖母の友達?)とお茶して遊ぶ約束してるさかい、はよ帰って!!!」とお茶の一杯も出さず、読経が終わったそばから半ば俺たちを追い出す形で追いやって、結局電車でみんなして神戸の今俺の母が住んでる実家に向かってそこで一息つく、という形になったのだ。
俺が生まれた頃にはうちの家系に居た人なので、小6の時、阪神大震災の後で母から「あの人は義理の祖母なんだ」と聞かされるまで、俺はあの人を本当の祖母なんだとずっと思い込んでいた。
俺が生まれた頃から俺の人生に関わってた、血のつながりが無いとは言え親戚の人なのに、こうもあっさり俺たちの元から離れて行って絶煙されてしまうんだな、とびっくりだ。
現在午前8時31分。
エビリファイを飲んだ。
今日は皮膚科に巻き爪を切りに行ってもらう。
左足親指の爪がジンジンする・・・
さて、そろそろ皮膚科に向かおうか。
現在午前8時36分。
現在午前10時13分。
皮膚科から帰ってきた。
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01月15日(水)
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