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リュカの日記
by リュカ
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それが今や片やニートの引きこもり、片や殺人鬼。
やっぱり一線を画す要因となったのは、動物への虐待行為かな。
俺はバイではあるから綺麗なお姉さん、カッコイイお兄さんの裸体を切り裂いたりする描写に興奮する事はあったけど、猫を殺して萌えるって感覚が全く理解出来ない。
虫とか蛙とか捕まえて、「逃がすくらいなら殺す」って感じで解体してたし、もし俺に猫を捕まえる機会があったら猫殺しにまで発展してたかもしれないけど。
俺は猫を「可愛い」と思っていたので、何度も捕まえようとしたけれど、猫に警戒されてすぐに逃げられてしまったし、逃げる猫を捕まえるだけの運動神経も持ってなかった。
酒鬼薔薇は、猫に向かって石を投げつけて、弱らせたところを捕まえて虐待していたみたいだけど、俺にはそこまで知恵が回らなかった。
それと、俺は虫やら蛙やらの下等生物に対しては持っていなかったけど、ある程度の大きさの生物には情を持っていたのも大きいかな。
子供の頃、川で大きな亀が居て、グループのリーダー格だった男の子がその亀に目がけて岩を何度も打ち下ろし、亀の甲羅が割れてしまって、その甲羅の割れ目の中からプクーっと風船みたいな物が腫れあがって出てきて、どんどん亀が弱ってしまって。
俺はそのリーダー格の男の子の事が怖くて、止めたいと思っていても止められなくて、黙って傍観している事しか出来なかった。
でも、その亀の事が可哀想で可哀想で、家に帰ってから両親にその事を泣きながら話続けていた事があった。
「あの亀がほんまに可哀想やった。本当は止めたかったのに、怖くて出来へんかった」とか、亀への同情と自分自身への不甲斐なさで何日間も泣き続けていた事があった。
親からは「○○(俺の名前)はほんまに優しい子やなぁ」とか言われてた。

酒鬼薔薇が逮捕された時、「酒鬼薔薇事件、中学3年生を逮捕」とリアルタイムでニュース速報を観たのだが、「まさかの中学3年生の犯行!」との世間の驚きとは逆で、俺は「まぁ、あるやろうなぁ」という感想だった。
しばらくして、ある週刊誌が酒鬼薔薇の写真を掲載して、それを俺の同級生が学校に持ってきたのだが(ブレザー姿の写真じゃなかった)、同級生たちから「これ○○(俺の名前)やんw」と言われたくらい、当時の俺と雰囲気が似ていた。

以前、挿丸さんと話してた時、彼は「子供の時『寄生獣』を読んだ時、殺人鬼の浦上が女や男を殺しまくって欲を満たしているのを見てめちゃくちゃ衝撃的だった。『こんな奴が本当に居るんだ!?』と思った」と言っていたのだが。
俺も小学5年の時に友達のIの家で初めて「寄生獣」のコミックを読んだのだが。
俺の場合は自分自身にもそういう性質があったので、浦上の殺人描写を見て、子供心ながらに「こういう欲望の形もあるんだ」とすんなり受け入れられてたんだよな。
幼少期の頃は「この世で一番悪い事は人を殺す事だ」と認識していたので、その頃から「自分は一生のうちに一人や二人は殺しそうだ」と漠然と思っていた頃もあったくらい。
その時は、まだ性欲なんて物も芽生えていなかったけど、漠然と。
結局、俺はこの歳になるまで人の命に手をかける事なく、「ただただひっそりと目立たないよう暮らしていきたい」という気持ちで過ごし続ける事になって、結果的には良かったんだと思う。
人を殺すくらいなら、殺さずにはいられないくらいならその前にきっちり自殺するべきだよな。
それが俺の倫理観。
実際に人を殺すにまで至る事が無くて、本当に良かったと思う。
酒鬼薔薇との共通点だけを見るなら、自分も人殺しになっていてもおかしくなかった。

午前8時頃に目が醒めた。
俺が昔住んでいた大阪の家が出てきた。
そこで30歳ながらも、ショタ声の男の人2人が出てきて、俺はペンタブを貸したりしていた。
まだ期限の切れていないクリスタ(Clip Studio Paint Pro)というお絵描きツールを使わせていて、「ちゃんと描けてる?」と尋ねたりしていた。
まだ眠いので、二度寝に入ると思う。
それにしても大阪のあの家、ゴキブリが出まくるんだよな。
当時の俺はよくあんな家に平気で住んでいられた物だ。

二度寝。
午後13時前に目が醒めた。


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06月22日(月)
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