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リュカの日記
by リュカ
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俺は「遺産として残ったのは実家の家だけなんです。もし母親が実家を売るなら、自分にも遺産が入って来るし、生活保護は打ち切りになると思います。まだ、母親が家を売るかどうか分からないので、何とも言えないんですが」と。
そんな感じの事を話した。
薬を処方してもらったので、薬局に行った。
薬局でいつもの薬剤師のおばちゃんが「母上さんに、お薬の事ちゃんと報告出来た?」と言うので「『寝る前の薬やから大丈夫やで、って言われた』って言ったんですが、母親は首をかしげてました」と。
おばちゃんが「でも、薬が無いと全然違ってきたりしますか?」と言うので「この前父親が死んで、葬儀場にお泊りになったんですよ。でも、まさか泊まりになるとは思わなくて、薬持って行ってなかったんです。そしたら午前3時4時くらいまで全然眠れませんでした」と。
すると、「お父さん亡くなりはったん?大変やねぇ・・・」と。
俺は「自分が一番号泣してたと思います。急な事だったし、自分がお見舞い行った後、それから地元に帰ってみると携帯に着信が6件も入ってて『お父さんが危篤やねん』って。それですぐに大阪の病院に戻ったんですが、父は心臓マッサージをされていて、それで弟も到着して『いつまでマッサージを続けるか』って話になって。母親が『しょうがない事やねん。悲しいけどな』って言ってきて、それまでお見舞い通いしてた日々がフラッシュバックしてきて涙が止まらなくなりました。先生が父を看取るって事になって、父が死ぬ前も『親父、親父』ってしゃくりあげて泣きました」と。
おばちゃんは「辛かったねぇ・・・。お母さんは大丈夫なん?男なんやから、ここであなたが頑張らないと」と。
俺は「実家にはちょくちょく帰ってるんです。明日もまた神戸行く予定があるので、行こうと思います」と。
おばちゃんは「お父さんもまだお若かったんでしょう?」と。
俺は「63歳でしたね」と。
するとおばちゃんは「若いわぁ」と。
続けて「ちゃんとお母さんを支えてあげて」と。
俺は「はい、また明日も実家に行こうと思います。ありがとうございます」と挨拶をして、処方してもらった薬を持って薬局を出た。
そんな感じ。
内科の先生、薬局のおばちゃんは色々言ってくれたけど、俺のかかりつけの精神科の先生がかなりドライで、何か皮肉だったな・・・
あの先生こそ、一番心配してくれてもよさそうな物なのにな。
薬局のおばちゃんは「お見舞いには行けてたん?」と言い、俺は「週に4.5回行ってました」と。
おばちゃんは「行けてただけでもよかったやん。これがもし、自分も具合悪くして行けてなかったら・・・」と言ってくれた。
クローラー、botのせいで、今週のこの日記のアクセス数が1125だ。
ちょうど俺の誕生日の数字だな。
現在午後18時30分。
歯医者に行ってきた。
帰りにスーパーでタバコを6カートン買ってきた。
俺がこの家に引っ越してきた時に母親が持ってきてくれて、トンっと部屋の隅に置いた懐中電灯は、既に埃まみれになっている。
電気を付けようとしたけど、点灯しない。
この懐中電灯も、阪神大震災の時に使ったし、それ以前から我が家にあった物だ。
今日で「エターナルカオスNEO」配信終了からちょうど1年か。
現在午後19時16分。
シャワーを浴びた。
この前実家に行った時、母親に「おかんも未亡人になってしまったし・・・」と言うと、母親は「未亡人、ってw寡婦やで寡婦」と言ってきて、Mさんもめっちゃ笑ってた。
でも、ググってみたら未亡人も寡婦も同じ意味らしいじゃないか。
どうして笑うんだ。
こないだ、母親は「やっと□×(親父の会社名)から手を引ける。嬉しい」と言っていた。
あと、弟が母親に「お母さん、一人になるけど大丈夫?」と聞き、母親は「私?全然大丈夫やけど」と言っていた。
あと、自分のこの先について「私、もうそんなに長くは生きたくないわ。□□さん(親父の名前)も死んでしまったし・・・」と言ってた。
Mさんも「私も、そこそこの年齢で逝けたらいいかなって思う」と。
俺は母親に「俺は長生きしてほしいけどなぁ・・・」と。
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03月03日(月)
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