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リュカの日記
by リュカ
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その手の感触を忘れないように、その後ですぐ洗ったりもしないで。
俺って本当に酷い息子だよな。
神経過敏で親父と対立する事はあったけど、それ以外、メディアの影響とか、ショタコン親父たちの存在とか、俺の父親自身には何の謂れも無いような事で嫌悪感を抱いてしまったり・・・
しかも、それが今になっても俺の中に深く根付いてて・・・
「俺の大事なお父さん」のはずの人に対してそんな感覚を持っている。
死ぬかもしれないんだぞ;;;;;;
まじで俺おかしいよ;;;;;;
こんな息子ですわ。
俺が死んだら地獄に落ちるかもしれないな。
死ぬかもしれない実の父親にこんな仕打ちはまじで無い。
メッセの子とは、親父の事以外にも色んな事を話してた。
メッセの子の周りの事とか、メッセの子が観に行ったミュージカルの事とか、美味しい食べ物屋の話とか。
まさに「通常運転」
いつものメッセの子と俺との日常的な会話だ。
一瞬、親父が絶望的な状況にあるんだ、という現実を忘れられたと思う。
決して、目を背けていいような事じゃないのに・・・
でも、忘れられている間は気も楽だったな。
メッセの子が何か打とうとしていて途中で打つのを止めたので、「何打とうとしたの?」と聞いてみた。
すると「ついこの間まではお父さんは元気って」「疑いもしなかった状況だったんだろうになって」と。
俺は「そうだね」と。
メッセの子は「めまぐるしい位に展開が早く感じたっていうか」と。
俺は「せめて、弟の結婚式後でよかったな、って家族で話してました」と。
メッセの子は「そうですね」と。
俺は「でも、それ自体はよかったんだけど、親父の死に奥さんが関わってくるってのが、俺としては気分よくないです。そのせいで、要らない緊張までしちゃうし、対人恐怖症だから。ちゃんと親父の死に向き合うより、その緊張に対する意識が優先されちゃったり」と。
メッセの子は「お父さんの死に向き合うのに、余計な雑念が混じっちゃうってことでしょうね」と。
俺は「緊張にばっかり意識行っちゃって。これも、短期間じゃどうにもならない事だよね」と。
メッセの子は「そうですね」と。
はぁ・・・
親父さえ無事で居てくれるなら、全てが丸く収まるのにな・・・
まだ癌だと確定した訳じゃないんだと思う。
希望はまだ残ってる。
震えが止まらない。
親父がもし死んだとしても、俺みたいな最低な息子に焼香されるのすら嫌がるかもな。
俺が親父に対してここまでの嫌悪感を持ってるんだって事、今の親父は知らないんだと思う。
でも、死んだ後になったら、親父には全て見透かされてしまうだろうし。
昨日親父は告知を受けた。
その上で「○○(俺の名前)にだけはもう見舞いに来てほしくない」と言われるのなら、それはそれでもうしょうがない事だと思う。
これだけ酷い息子なんだし。
最後の最後くらい、親父の意志を優先させよう。
いくら親父に言われたところで、働く事だけはしないけど。
俺ショタコンの変態だし対人恐怖症だしうつ持ちだし、社会に溶け込む自信が絶望的なくらい皆無だ。
怖いんだよ、社会に出るのが。
もしも親父が死んだら、俺、親父に祟られるかもしれないな。
でも、祟られても仕方がないんだと思う。
でも、親父が魂だけの存在になって俺がこういう人間なんだって事が分かれば、何で俺が社会に出たくないのか、何で俺が引きこもり続けたのか、少しなりとも理解はしてもらえるのかな。
俺がどういう気持ちなのかも全て見えるようになるんだろうし。
親父が死ぬとか現実感が無い。
てっきり、4人家族のうちで一番最初に逝くのは俺なんだ、とばかり思ってた。
今も生きてる母方の祖父、よりすら先に俺が死ぬと思っていたから。
メッセの子は「告知を聞いた時のお父さんの気持ちを考えると、いたたまれないです」と言っていた。
親父は今どんな気持ちで過ごしてるんだろ・・・
人間誰にでも言える事なんだけど、「まさか自分が死ぬ」なんて思ってなかっただろうしな。
縁起が悪い。
親父が死ぬだなんて、まだ決まった訳じゃない。
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12月03日(火)
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