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リュカの日記
by リュカ
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■
やっぱりこの魂では行き着くところは地獄なのか。
恐ろしい、とにかく恐ろしくてたまらない。
幽霊の怖さとも、修羅場的な怖さともまた異質な、初めて覚える種類の恐怖。こんな恐怖があったとは・・・
また場面が変わる。
俺が3歳から18歳まで住んでいたマンション。
部屋は真っ暗。しかし、ベランダの窓からは綺麗なブリッジが光を放って輝いている。
これは、実際に俺が次のマンションに引っ越す前に見た情景だ。
物心ついた頃から住み続けた家。
俺は、まだ家族がマンションの鍵を返却する前、
「せめて、ギリギリまでこの家を味わっておかないと」と、何度も何度も一人足を運んでは、荷物が全て引き払われ、もはや電気すらつかないその部屋の中で過ごしてたのだ。
その時に眺めていたその光景が、夢の中にそのまま再現されていた。
俺の心象風景とも言えるような我が家の中。
しかし、ベランダを眺める俺の背後に、巨大でえも知れない怪物の気配が。
後ろで大きな口を開いているのが、振り返らなくても分かってしまう。
ここは我が家。俺の心のふるさとだ。
しかし、自分を守るものも助けるものも何もない。
子供時代を過ごした家であるはずなのに、そこは絶望で満ちていた。
これが地獄か・・・
家族とも、友人とも、メッセの子や霊能者の子やら、俺が持ってる全ての縁が断ち切られてしまっているような感覚が常に付きまとい続けていた。
そこにあるのは、恐怖と孤独と絶望感。
そんな恐ろしい夢だった。
かなり省略したけどこんな感じ。
起きた後、「死んだらこんな地獄に行くのか・・・死んだらこんな地獄に行くのか」としばらく恐怖の余韻が残り続けた。
メッセの子達が普段味わっている恐怖のその一部でも垣間見る事が出来ただろうか。
文章にするとそこまで怖くないんだろうな。
もしジャマ子に妨害されなければ、この恐怖を実感こめて、もっともっと魂の篭った伝わりやすいものとして再現出来てたんだろうけど。
本当に悔やまれる・・・
03月12日(金)
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