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リュカの日記
by リュカ
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俺はメッセの子とは恋人でも何でもないけど、C君は自分の恋人であるメッセの子が、俺によくメールを送ったり相談を持ちかけたりしている事が気に食わないのだ。
そして、俺はC君にボロクソに罵られ。
C君だって、俺にとってはタイプの少年。
タイプの少年なんだから、それでも悪く思ってはいけないんだ、と自分に言い聞かせ続けてきたけど。だけれど、やはり俺は「攻撃された」なんて下らない理由から、あろう事かタイプの少年であるC君に対して、心の底で怒りみたいなものを持ってしまっていたと思う・・・
デスノートの魅上じゃないけど、俺がメッセの子の周りの人間に対して「死ね!こんな奴が生きている事自体間違ってる!」なんて感情を抱くたびに、今まで3人死んできた。
だから、C君は死んでしまったりしたのかな、とも思えてしまう。
昨日「危篤だ」と聞いた時、もっと心の底からC君の無事を拝んでみれば、あるいは助かったのかもしれない。それを怠ったから死んだんだ、とも・・
C君が亡くなったのは、俺が寝ていた時だろうか。
メッセの子からC君が危ないと聞いたのに、メッセの子の報告を受けた後、俺は「しんどいから」という軽薄極まりない理由で眠りについて。
基本的に、俺は不謹慎で下劣で最低な人間なのだ。
祖父が死んだ時だって、そこまで祖父を憎んでいた訳ではないけれど、誰かの死に対して心の中で「ざまーみろ」とか「やった〜」みたいな台詞を吐いて気持ち的に小躍りして見せなければ気が済まない、なんて自分でも訳が分からない意識を持っていて、
俺は祖父が死んだ時、「あっはっは」とか、上記に挙げた色んな言葉を頭の中に浮かべてみたりしてしまった。
別に、身近な人間の死を喜ぶ気持ちなんて毛頭無いけど、そういう場面に遭遇した時、頭の中にそういう言葉を浮かべてみないと気が済まない、なんて妙な習性みたいなものが根付いてて。
そして、C君の死を聞かされた今回も、同じような言葉を頭の中で浮かべてしまった・・・
本当に、俺は酷い人間だ。
こんな事、メッセの子にはとても言えない・・
C君の死を告げた後、メッセの子は俺に「信じられない」と言った。
俺は「何があったの(C君の身に)」と言った。
メッセの子は「悪性症候群」と言った。
俺は「?」と言った。
メッセの子は「副作用が重篤化したんですよ」と言った。
俺は「精神病じゃなかったの?」と言った。
C君は、実の兄であるE君の元で暮らすようになっていた。
その時、E君の前で「鬼が見える!」と騒ぎ出すようになった事が原因で、心理療法士である父親に連絡が行き、大阪の精神病院に収容される事になったのだ。
メッセの子の弟には鬼が憑いてる。実際に、B君も鬼の姿を目撃している。
そして、霊能者に見てもらったところ、やはり「これは鬼だ」と言われたそうだ。
そしてC君は、B君が弟君の背後に居る鬼の姿を視認して騒ぎにし出した時よりもずっと以前から、弟君に憑いている鬼の存在を認識していた節があった。
だから、C君が「鬼だ鬼だ!」と騒いでいたのは、精神病による幻覚だとはどうしても思えない。それは、メッセの子も同じだ。
ただ、自分が認識するその鬼が、鬼の居ない場所でも幻覚として見えてしまうようになったとか、鬼の存在に執着し続けるあまり精神が破綻してしまったとか、せいぜいそんな感じなのだと思う。
鬼そのものが実在している事は、これだけその存在が他の人間達から認識されていた事を考えれば、既に明らかなのだから。
E君やその父親は、C君が言う「鬼」という存在そのものが、C君の持つ精神病による架空の存在だと考えていたと思うけど。
しかし、精神病というのは心の病だ。
いくら悪くなったところで、自傷等の行動でも起こさない限り、病気そのものが直接的に本人を死に至らしめる事は無いはずだと、これまで俺は認識し続けてきた。
だから、C君の死の原因がそのまま精神病であるはずが無いと思い、メッセの子にC君の身の上に何があったのかを質問したのだ。
それに対し、メッセの子は「精神病でしたよ。これからしばらくの間メールごめんなさい」と言った。
俺は「はい」と言った。

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01月15日(月)
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