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リュカの日記
by リュカ
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■
内容は、
「A君が昨日夢にCが出てきたって。Cに連れていかれそうになって。手を強く引っ張られたんだけどそれを知らない男の人が助けてくれたらしいです」
「夢の中でCはA君に『俺は人間がどんなに努力しても永遠に到達できないくらい遠い所にだって行ける』とか『地球から出て銀河系をもっと越えた地球の人間が誰も知らない宇宙だ』とか『生命の砂漠を見せてあげる。すごく綺麗なんだ』みたいな事を言ってA君をしつこく誘って強引に手を引っ張ってきたんですって」
「A君はCに連れていかれたらもう帰れなくなるんじゃないかって直感したんですって。すごく遠くっぽかったって」
「冷たい感じがしたらしいです。生命の砂漠って言ってたらしいんですけど怖いものに感じたって」
「怖い助けてほしい」
「シャワーの音が怖い」
と、そんな内容のメールが送られてきた。
俺が、「シャワーの音が怖いって何?」と質問すると、「A君がお風呂に入ってる。Cに殺されるんだきっと。シャワーの音が血の音に聞こえる」
俺は、「そんなに怖いんなら、A君が無事かどうかお風呂場に確認しに行ってみれば?」と返事を返した。
しばらくすると「大丈夫でした」との返事が返ってきた。
それから数分して、メッセの子からまたメールが着た。
「CがA君を連れていこうとしたんですよ。魂食べようとしたんだ」
「Cは残酷な子だ。俺は死んだ方がよくてA君とは一緒にどこか行こうとしたんだ。俺が夢に見たあの恐ろしいCがまさに本来のCだ」
疲れていたので、俺は返事を返さず放置してしまった。
それから数時間して、またメッセの子からメールが着た。
「もう我慢できない!俺は明日の夜Cのところにいきますよ!C本気でA君の事殺そうとしてんだよ!何が不満なんだよ!!!!!まじなんなんだよ」
俺が「落ち着いて!先走った事しないで」と返事を返すと、
「聞いて!A君風呂あがってくるの遅いからもう一度見に行ったんですよ。そしたらA君仰向けの状態で浴槽の底でグッタリですよ。なぜか浴槽の詮が抜けてました。だからお湯は全部無くなってたから助かりました。A君は何も覚えてないらしくていつのまにかお湯に浸かりながら眠ってたみたいだって」
「今さっきの事なんですよ!C本気だから!」
「まじでCA君連れてくつもりだ」
俺は「とにかく弟君にも相談して。○○(メッセの子の名前)一人で悩んでたら、絶対変な風に突っ走るから」と諭してみた。
昨日の午前中に、またメッセの子からメールが着ていた。
「弟もCの恐ろしい夢に悩まされてたらしいです」
「夢の中で弟はCから『俺が植物人間になったのはお前のせいだ。お前に傷つけられて睡眠薬を飲んだ。お前はどう俺に詫びる?』みたいに言われたらしいです」
「とりあえず自分の身は自分で守ってA君の事は二人で守ろうって話をしました」との事だった。
俺は「とにかく、夜中にC君のところには行かない事だね。もし夢の中と同じような事が起きたら?夢の中じゃ○○は窓から飛んで逃げたかもしれないけど、現実に同じ事したら○○死んじゃうから。でも、○○はパニックなったらそういう判断能力なくなっちゃうでしょ?」と言った。
メッセの子は「はい」とだけ返事を返してきた。
そして、昨日も日記に書いた通り、俺は学校に向かった。
学校は開学記念日とかで休校だった。
そして学校からの帰り道、またメッセの子からメールが着た。
「Cが明日緊急に手術受ける事になりました」
俺が「何で?」と質問すると、
「イレウスです。腸閉塞。前から便が出てないねって言われてたんですけど検査したらイレウスでした」
「盲腸みたいによくある病気だから手術自体は簡単な手術なんですよ。だけど全身麻酔なんですね。Cは意識レベルも低いし術後のリスクが高いらしいです。でも手術しないで放っておけば死ぬって」
それが、昨日の昼の出来事だ。
昨日の夜中に、またメッセの子からメールが着た。
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10月27日(金)
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