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リュカの日記
by リュカ
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全然ログイン出来ないので、コンピュータールームに居た他の生徒(院生かスタッフかもしれない)に質問し、「シフトキーとCaps Lock 英数キーを同時押しすれば切り替えられるよ」と教えてもらって。
それ以降、大学のパソコンにログインする時は、決まってシフト+英数キーの同時押しで大文字小文字を切り替えていた。
実際には、シフトを押しっぱなしにしているだけでいいのだが、何となく初めて教えてもらった方法でログインする事にこだわり続けてきたのだ。
こだわり続けたのは、その人に対して思い入れがあるとかそういう訳ではなく、俺個人の性格的ものだと思う。
あと、2回生くらいの新学期に、しばらく使っていなかったせいか一度パスワードを忘れてしまい、コンピューター管理室でパスを紙に書き留めてもらった事もあったっけ。
パスワードを完全に暗記している今となっても、その紙は今でも財布の中に収めてる。
そんな感じで、俺はパスワードを変更なんてしたくなかった。だから放置し続けていたのだ。
パス変更する事で、せっかくの馴染み深い、思い出深いパスワードを忘れてしまうかもしれないなんて事が、嫌というか寂しいような気がしてならなかった。
でも、変更しないとログイン出来ないとの事だったので、渋々変更する事にしたのだった。新しいパスワードには、俺が自分のパソコンを使う時に、殆どのもの(自パソのパスだの、メールだの、無料スペースだの)に使用しているものと同じ文字列を設定した。
この時点で、3時限目の終わりの鐘が鳴ったと思う。
そして、まだ課題を終わらせていない。
パスワードを変更し、ログイン出来るようになったので、課題に取り掛かる事にした。
その時、そのコンピューター室に男子生徒の一団がゾロゾロと入室してきた。しかも、俺の向かいに座り出す。
でかい声でやたらと騒ぐ。
俺がやろうとしている課題内容は、その授業の教授の個人ページにて記載されてる。しかし、奴らがうるさくて課題内容が全く頭に入ってこない。
俺の真向かいに座っている奴も何かの課題をやろうとしているらしい。
そいつは、自分が調べた内容を、いちいちでかい声で音読するのだ。まじ知障なんじゃねーの?と思う。
他人の迷惑顧みない。
こんな環境じゃ課題なんて出来っこない。
俺は部屋を出る事にした。
そいつの音読内容から判別したけど、どうやらそいつも俺と同じ課題に臨もうとしているらしかったので、それが余計に腹立たしい。
後から来たそいつのために、先に同じ課題に取り掛かろうとしていた俺の方が断念しなくてはならなくなった。ふざけんな。
俺はコンピューター室を後にした。
4時限目の「文献探索論」に途中から出席する気にはなれなかった。
俺がコンピューター室でやろうとしていた課題も、この授業で出されたものだ。
コンピューター室を後にして、その後俺は図書館に行った。
図書館で蔵書検索出来るかどうかを確かめるために。問題なく検索できた。
ビデオコーナーを見た。
新しいものが色々入荷されていた。
ドラマ「トリック」や「古畑任三郎」がズラリと並んでいた。以前は無かった。
さらに、「ルパン三世」の映画も沢山仕入れられていた。
これも以前は無かった。因みに、ルパン三世の原作者であるモンキーパンチは、うちの講師も務めてる。
その後生協でアイスを買って、それを学生ホールで食べながら小説の続きを読んで、喫煙所でタバコをふかし。
結局、4時限目にも出なかった。
学校には行ったけど、今日も1つも授業を受けていない。
でも、学校に行っただけまだマシだ。
この、不登校のサイクルから抜け出す事は出来るだろうか。
4時限目が終わる少し前の時間になって、俺は家に帰った。
現在午後18時44分。
眠くて眠くて頭がフラつく。
学校に居る間に読んでいた小説で、「しかしこのような巨大で密集した街、すなわちニューヨーク、東京、香港といった大都市、世界クラスの悪の巣窟では、およそもっとも奇矯な形の人間の営みを見ることができた」という一節が出てきた。
俺が読んでいる小説は、アメリカ人作家によるものだ。
西洋人から観ても、日本の東京は世界クラスで最低な街なんだ。
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06月08日(木)
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