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リュカの日記
by リュカ
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フランス語も真面目に授業を聞いてノートも取ったが、後半から全く訳が分からなくなってきた。
授業を終えて、家に帰った。
学校に居る間も、メッセの子について考えていた。
俺が今更ながらにその子についてあれやこれやと考えるのも、結局その子に対するただの罪悪感逃れでしかないのだ、という事を俺は知ってる。
何で俺はこんなにも酷い奴なんだろう、と、とてもばつが悪くて後ろめたい。他人に対する感情が、殆ど昔に戻ってる。
タイプの少年に対してまで、昔の自分に戻ってる。
男の子が酷い目に遭う事について発狂しそうになっていた時期は、元々の自分では無いのだと思う。本当は、とても淡白人間だ。
凄く酷い事になっているかもしれない、もしかしたら死んでしまっているかもしれないというのに、自分はこんなにも冷たくて、本当に申し訳なく感じる。
何て酷い奴なんだろう・・
自分がその子について考えるのも、心配するのも、全部「その子の気持ちをおざなりにした」とか「その子に対して酷い奴だ」という、罪悪感を払拭する為だけに他ならない。結局は、全て自分が安心するため。
その子は「そんな事は無い」とか言ってくれるけど、そんな話題を出してそう言わせてしまう事自体、無理やりそれで安心感を得ようとする自分自身のエゴに他ならず。
本当に後ろめたい・・・
昼にもメールを送ったけれど、未だに返事は返ってこない。
何でタイプの子がここまで追い込まれたのに、俺はこんなに平静なんだ。
その子が、メッセの子だからか?
酷すぎる。
普通は、慣れ親しんだ相手だったら余計に大事にするものなのに、俺はその逆かもしれない。
そういう自覚があるからこそ、こんなに後ろめたいのか。
俺は、そういう子たちが持っているような純粋さ、綺麗な心というものを、何一つ持ち合わせてはいないのだ。
メッセの子が、自分の知り合いの小さな子に対してこういう状況に陥っていたら、今の俺のようには絶対ならない。
04月19日(水)
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