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リュカの日記
by リュカ
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■
「頭に浮かべ」まで書いたところで、親父が家に帰ってきた。
凄いタイミングだ。いつもの事だけど。
それから、親父が洗面所でジャバジャバやってる。
いつもはここでキレる。
でも、今日は静かにやり過ごし、意識を持ち直す事に集中しよう、と考えた。親父はトイレに入る。
いつもなら、それでも5分もすれば、向こうのリビングに去っていく。
今日は誕生日が終わってまだ24時間経ってない日だし、くだらないストレスを感じるだけで潰したくない。
早く去れ早く去れ。
全然去らない。
「もしかして、俺が自分の意識を諦めて、ジジイに反応するのを待っているのか?」とも思えてしまう。静かに去るのを待っているのに、あまりにも長すぎる。
意識を留めておこうにも、時間が長引くと散ってしまう。
「早く行けよ」と思いながらも、まだ意識を留めようと試みる。
「ボェ〜、ボェ〜、グヴォア〜〜〜〜〜!!」
ゲロを吐く音が聞こえてくる。
俺が、珍しく静かに雑音をやり過ごそうと試みた今日に限ってこれだ。
そのまま、親父のゲロは十数分止む事がなく、結局、俺の意識は散ってしまった。
もう駄目だ。こっちまで吐き気がしてきた。
「俺まで吐きそうやわ!」と言ったところで、数秒してゲロは止む。
結局、親父は俺の心を挫く事に成功した訳だ。いつものごとく。
どれだけ俺の意識をてめえの汚い存在で満たしたいんじゃ!と頭の中で叫び散らす。
それから数秒して、親父はリビングに去っていく。
あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!
ああああああああああああああああああああああ!!!!!!
あああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!
俺が発狂したように奇声を上げると、「なんや!!!!」と逆ギレだ。
糞が。
「そんなのわざとやってる訳じゃない」とかいつも逆ギレしてくるのだが、少なくともこいつらは俺が意識を散らされる事に対してどれだけ不快に感じているかは知ってる癖に、それでもおかまいなしに強行するのだ。これでもか!ってくらいに。
なのに「わざとじゃないのに怒るお前がおかしい」なんてほざく資格なんてねえだろうが!!!
綺麗な事を浮かべても、心に来るような絶望を浮かべても、結局いつも潰される。
『しばらく、そういう目に合わされてない年下の子を頭に浮かべ、』までは実感しながら書いたけど、それ以降の文章はジジイに意識を散らされ散らされ、30分以上経った後に改めて思い出しながら言葉だけで書いた文章なので、そういう子の存在を意識しているような事を書きながらも、全く気持ちは入っていない。
俺って本当呪われてるよな!運命とかに。
吐き気も治まらない・・
もう持ち直せない。感じたものから潰される。
だから、何も深く感じられない。
せっかく、珍しく「もしもそういう子と付き合えたらな」みたいな妄想に、強くのめり込めそうだったのに・・・・
そこから色々考えたい事もあったのに・・・・・・・
いつも、感じたものを吐き出し切れた気になれない。
何で俺ばっかりいつもこんな神がかり的タイミングで何もかも潰され邪魔されしなくちゃいけないの?望んだものさえ、手に入りそうになった瞬間奪われて。そんなのばっかだ。
大きな事から細かい事まで。
まるで、俺に限っては、どんな類の事だろうが、思い通りになる事自体が『悪徳』みたいな。たとえ少年が汚されない事を望んでも、俺が望むならそれは悪か。
だから天から見下ろす神様が、慈愛のため正義の心から阻むのだ、ってか?
神様からしたら、俺が絶望から救われる事は悪で、正義の心で中年野郎を使い少年を犯させ、俺が気持ちを和ませるなんて"最悪"から人々を守る。
これで秩序は保たれた。めでたしめでたし、いい話だな、ってか?
自己憐憫じゃないけど、悔しくて自然に涙が溢れてくる。
「昨日まで誕生日」が終わるまであと1分。
11月26日(土)
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