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リュカの日記
by リュカ
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その出来事がなければどれだけ嬉しいことだったか、と考えるとやりきれなかった。
その子が俺に「自分の事汚れ物だと思われてるんじゃないか」みたいに言ったのもキツかった。
そんな可愛い子なのに、そんな得体の知れないオッサンのために自分の事そういう風に思って。
そういう子自身が汚いなんて感じた事は一度もなかったし、俺も含めてタイプの子以外の人間の方が何倍も汚らしいと感じる。
その子自身の汚さなんて何もないのに、汚い大人の汚れを擦り付けられたみたいでどうしても耐えられなかった。
本当なら、そういう子はずっと誰にも手の届かない場所にいるものなのに、そんな奴と関わってる事自体ありえないし、信じたくなかった。
できるなら、ずっとそういう事と関わらないで生きてほしいって思ってた。
本当に俺にとって全てになってた存在で、そういう子の事ならどんな当たり前の事でも新鮮で、どんな事でも知りたいと思ってた。
どんな漫画が好きなのか、どんな事をしてるのが楽しいのか、どんな食べ物が好きなのか、兄弟はいるのか、どんな人生を歩んできたのか、本当に言い出したらキリがない。
だから、その出来事を聞くまでは、その子の方から俺に相談してきてくれたのが凄く嬉しかった。
俺はショタだけど、自分にとって絶対的な存在で、その子自身の可愛い頃を知っていたら、中身は同じだし、もしかしたら大人になっても感情だけならずっと持っていられるようになるかもしれないと思いかけてた。
その出来事の事を「僕を強くしたと思ってください」と言われたけど、そんな理不尽な出来事を、本人ならともかく俺なんかがそういう風に納得していいものじゃないと思う。
その出来事の事を本人に言ってもどうにもならないのに、認めない事でそれがなくなってくれるような錯覚もあったように思う。
でも、結局それもただの妄想で、余計にとっつきにくくなってしまった。
その子は「もう気にしてないんで普通に話しかけてください」とか「辛くなったら相談してください」と言ってくれたけど、もうその子と話したり相談したりする訳にはいかない。
その出来事の事をその子自身に吐き出すのも筋違いだし、俺自身やっぱり辛くなってしまう。
「人事でそこまで悩めるのが優しさです」みたいに言ってくれたけど、そういう出来事あって、やっぱり俺は自分の事しか考えられてない。
その子とは、そんな出来事がなければ知り合えなかったんなら、最初から知り合えない方がよかったと思えてしまう。
そう考えると、その子と恋愛できなくなった事は何となく諦めをつける事ができると思う。
結局最後まで受け入れられなかったんだし、多分そう思おうとしてもその子に対しては今までのような感情持てないだろうし、俺にとっては自分が最初に好きになった子に重ねて感情持つようになって、それからその子個人が自分にとって全てになるというのが最大の事だったんだと思う。
だから、凄く中途半端になってしまう。今だって、そういう感情が薄くなってきてるのが実感されてる。
そんな状況で関わったとしても、お互い嬉しい事にはなれないだろう。かなり薄情かもしれないけど・・
そういう発展しないと分かったまま関わっていくのもとても辛いと言っていた。
だから、その子自身が俺の事をふっきってくれるのがお互いにとって一番為になるんじゃないかと思う。
やっぱり心にひっかかっていたので、少しだけ吐き出してみたくなった。
でも、その子の事を考えても、その子について書くのはもうこれで最後にする。
そうやって書かなくなれば、その子も自然に忘れてくれるだろう。
その子もそういう意味で望んだりしないと言ったし、どっちにしろもう合わせる顔もないし、とっくに呆れられてると思うけど、その子も見てる日記なんで最後にけじめだけつけます。
色々とありがとうございました。嫌な思いばかりさせてすいませんでした。
これからは、無理のない恋愛をしてください。
12月12日(金)
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