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抱茎亭日乗
by エムサク
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■『覚醒サーカス』パブ企画,『ネプチューン』,質問『ご近所さん』

 昨夜NANIOさんは柏のバー『JUICE』にはまったらしく、気に入ってもらえてよかった。
『JUICE』は柏のいかした不良と元不良のやんちゃな男女の集まる店、という感じでお薦め。

 NANIOさんの処女小説『覚醒サーカス』が近く発刊とのことで、パブリシティ企画いろいろ。
NANIOさんにメールを送る。楽しみ。

 復活大興奮の母が、東雲の極上海鮮レストラン『ネプチューン』でご馳走するから来い、というので出掛けた。
母が幹事で、欠員が出ているので誰か誘って連れて来いと言う。
NANIOさんら数人に連絡するも、GWで皆さん忙しい。

集合時間に10分以上遅れて着いて、母に怒鳴られるかと思ったら、母はまだ到着しておらず。
ケータイも反応なし。事故ったか?

暫く待っても来ないので「始めましょうか」と言い、ビールが来た頃に、階下からギャアギャアと母らしき声が聞こえてくる。

登場した母は「アー疲れた!暑い!遠かった!足が痛い!」などと言い、自分一人が10人を30分近く待たせたというのに謝らない。私を見て
「あら、あんたいたの」
「何やってんの?遅れるなら連絡してよ」と私。
「うるさい!いつも遅刻ばっかりしてるくせに!私は遅刻したことないんだから!」
「してんじゃん」
「うるさい!足が痛いのよ!」
「で、みんなを待たせて謝りもしないわけね」
まあまあ、乾杯しましょうと誰かが言い、母は男の人に座椅子を用意しろとか、座布団を2枚重ねて一枚は半分に折れとか、大威張りで命令している。
そして母のビールが来て、漸く乾杯となったところで一言「ごめんなさい」。

しかしその後も、それはもう、ものすごい爆発的テンションだった。

亡くなった青木パパの話から「スカパラって知ってる?」と参加者に聞き、
知る訳ないだろうというご年配なのに「あら!知らないの?だめねえ!」
「私デートしたのよ。でもちょっとおじいちゃんだったわ。え?私より若いの?ええ?!本当?!」

都合で奥様が来られなかったという参加者を
「なんで?どうして連れて来ないの?だめねえ!」と責める。
「来たくないからです。嫌いなの。お母さんに会いたくないの」と私が代弁してあげる。
殴られる。しまった。母の隣に座るんじゃなかった。

心療内科に通っていること、昨夏の塗装工事件のこと、しゃべるしゃべる。
「お母様、明るくていいわね」と母の友人。いいのか?

「私はね、恋をしたのよ!」と塗装工事件のことは何か色っぽいエピソードにすり替わっている。
もう、好きにしてくれ。

 帰りは私一人りんかい線。眠ってしまい、赤羽まで乗り過ごして引き返す。

 21時過ぎ、質問『ご近所さん』からメール。

> ゴールデンウイークはおやすみ?

はい。

> 飲みははおやすみですか

飲んでます。

> どこでですか
>
> いま渋谷 TSUTAYA

私は東雲。

> 読めないや
> すみません
>
> 実家?

違います。

などというやりとりが1時間もかけて行われ、24時近くになって

> ごめん
>
> うち電波悪い
>
> もう飲まないよね
>
> 渋谷で飲むなら付き合います!

渋谷では飲まない。以上終わり。
電話なら5分もかからず終わる話だ。
イライラしながら付き合ってる私もバカ。
05月04日(木)
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