ID:11544
抱茎亭日乗
by エムサク
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■都税事務所,映画『ブロークバック・マウンテン』,『おまた』,激論「オウム麻原裁判 控訴棄却決定について思うこと」
都税事務所に税金を納めて、私の決算作業終了。
後はマイラブリー税理士君にお任せ。
間に合って良かった。しかし、来年度はどうなるのだろうか。
というかもう今年度が始まって2ヶ月経つのに、はてさて。
映画『ブロークバック・マウンテン』。
ゲイのカウボーイの話と聞いて、大昔の事かと思ったら1960年代の物語だった。
この時代もアメリカの田舎では許されない愛だったのね。
美しい映画だけど、ゲイだから映画として成立する、男女の秘めた恋愛物語ならあまりにも普通な話。
背景もわかるし、本人たちも必死なんだけど、葛藤と衝突がぬるくてつまらん。
普通の恋愛なんて、つまんない。
でもつまらない恋愛だけで一生を終えてしまうこともある、たいていそういうもんだ、ということを教えてくれる映画ではある。
花見の日程を聞きがてら『MILLIBAR』に行こうと思っていたのだが、止めて『シネ・リーブル池袋』から近い『おまた』。
おまた兄とお話。
映画について、夏の『おまた』開店10周年記念イベントについて、他いろいろ。
友人Mからメール。オウム麻原裁判の控訴棄却決定について「まじめな話」。
(彼女は同じ内容をブログに掲載している。http://kobamiki.exblog.jp/m2006-03-01/#2892994)
> 司法に関わる人間には、
> 争えるところまで争う、私たちの社会を支える法のルールに従って、
> すべてを踏んで最後まで行き着くために尽力する、職業的道義的責任があったと思
> う。
>
> 弁護団には、この裁判の持つこうした側面の認識がどれだけあったのだろうか。
> 被告弁護、という一側面やテクニックしか見えていなかったのではないのだろうか。
>
>
> 弁護団も、
> 利己的で幼稚な発想で動いて、結果、数々の事件を指示したとされる被告同様、
> 権利ばかりを主張して、その立場に付随する義務や自らがなすべきことへの意識が欠
> 落した、
> 非常に幼稚な集団だったように思えて仕方がない。
>
> 法にのっとった「形式」が、こんな皮肉な形になってしまうことを
> 司法関係者、特に、弁護士という立場にある人々は猛省すべき、って思わずにはいら
> れない。
私の返信。
「弁護団が悪い、というのは誘導・コントロールされた見方だと思うよ。
国家、裁判所は世論をそういう方向にもって行きたい、実際マスコミを使って
そういう風に見せよう見せようとしているわけだからね。
まあ、これを見て、と言ったら『真理ちゃんこそ偏ってる』と思われるかもしれ
ないけど、参考までに。
イベント概要
http://www.miyazakimanabu.com/lecturejudicial/000138.php
宮崎学さんの発言内容その1
http://www.miyazakimanabu.com/lecture/000144.php
内容その2
http://www.miyazakimanabu.com/lecture/000145.php
宮台真司さんの発言内容
http://www.miyadai.com/index.php?itemid=330」
> 別に(偏っているとは)思ってないよ(笑)。
> でもさ、宮台さんのページと、宮崎さんのページ1(2はまだ読んでない)を読むと、
>
> 別に私の書いたこととぶつかる部分ないと思うけど(ざっと読んだだけだけど)。
> 思ってることはおんなじようなことで、
> ただ、私の場合は現状を前提にした視点で言ってて、
> 宮崎さんたちは、その現状である司法の抱えるそもそもの問題点、って視点で言って
> るだけじゃない?
>
> 私は、そうした問題点を否定してない(と思う)し。
> とはいえ、私の読解力と表現力に問題はあるかもしれない(笑)。
「とにかく吊るせ、とっとと吊るせじゃダメじゃん、というのは一緒。
原因は弁護団がそうさせたのか、裁判所・国家がそうしたくて無理矢理持ってっ
たと見るのか、が違う。と私は読んだ。
ニュースやワイドショウで報道されていないことに、その辺を見極める重要なポ
イントがあるのでは。」
> いやさ、どっちが原因じゃなくてさぁ、どっちもどっちなんだよ。
「あらそう。
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03月29日(水)
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