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抱茎亭日乗
by エムサク
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■栗本慎一郎さん出版記念パーティー,お茶,『檸檬屋新宿』

 宮崎学さんと三上治さんが発起人になっている、栗本慎一郎氏の『シリウスの都 飛鳥 日本古代王権の経済人類学的研究』『パンツを脱いだサル−ヒトは、どうして生きていくのか』出版記念パーティーがあって神楽坂の日本出版クラブ会館。

30分ほど遅刻。盛況でお料理がほとんど残っていない。
宮崎さんの短いスピーチは既に終わってしまったとのことで、あらら。

本日のパーティー衣装は『MOSCHINO』のピンクと金のブラウスに『gardem』の点字ブロック?みたいなスカート。
ゴーヤ君に「服とバッグが全然合ってません」と言われる。
最近いつでもどこでも『GAP KIDS』のリュックで、これはいろんな人に誉められるのだが、確かに全く合わない。「これしかないのよ」と言い訳。

栗本慎一郎氏の本は多分読んだことがなかったのだが、新刊2冊をパーティーのお土産に頂いた。

(以下は後日パラパラと読んでみた感想。

『パンツを脱いだサル』の「政治陰謀としてのビートルズ」などは面白そうだったけど、違和感を感じた。
栗本氏の書いていることが真実なのかそうではないのかは歴史もよく知らない私にはわからないけれど、「なるほどそういうことだったのか」とは思えない。
「ええー、本当なの?」と思うが検証してみたくもない。
「ほう、そんなふうに解釈するのか」ぐらい。

もう随分前の田中康夫の『ペログリ日記』に、康夫ちゃんが栗本氏と話して「大変頭のいい人だった」みたいなことが書いてあった。
素直にそう思ったのか康夫ちゃん流の皮肉を込めた言い方なのかわからなかった。
本を拾い読みしてパーティーでミミズの話を聞いて、ますますわからなくなった。
私が「ミミズを祀る新興宗教の教祖になる!」などとくだらないことを言ってたのとはもちろんレベルが違うのだろうが。)

パーティーも終わりに近い頃、揚げ物など料理が運ばれてくる。
スピーチなど全く聞かず食べる、飲む。

ずっと会場の外で大物右翼らしき人物とお話していた宮崎さんが「帰る」、とのことで電脳キツネ目組Mさんと二人でお見送り。

1階の喫茶店で3人でお茶。宮崎さんはコーヒーを一口飲んで「じゃあ行くね」。
コーヒーが来てから1分ぐらいしか経っていないような気がする。多忙な宮崎さん。

 キツネ目組の人たちと『檸檬屋新宿』へ。一昨日もここで会った面々。
私と同じく飲み過ぎて、まだ具合が良くないらしい住枝さん。
昨日は会社を休んでしまったらしいYさん。
今日はちゃんと電車で帰る。

 心配事を抱えて「恐怖症になるなあ」と彼が言う。あら。私と一緒だ。
図らずも問題を共有することになって、嬉しいと言ったら変だが、二人で乗り越えよう、という気になる。

「(他の人からの電話が)煩わしいから、ケータイ切って(私と)話したいときだけ電話しようかな」と彼。
「私が話したいときはどうするの?」
「それはダメ」
「えー」
そんなの困る、と思うけど実際私から電話をかけることはあまりないし、彼は頻繁に連絡を入れてくれる人なので問題ないかもしれない。
でもそれは言わない。
02月03日(金)
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