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抱茎亭日乗
by エムサク
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■ホリエモン,オジャマモン,挨拶,『竹ちゃん』
ライブドア株が大変なことになっているらしい。
以前私と一悶着あった、ライブドア株を持っている人のブログとか、デイトレーダー?カレーマンさんのBBSなど覗いてみる。
いやらしい性格だね、私。「金金」言ってるホリエモンと変わらない。あはは。
午後はオジャマモン小嶋の喚問。
破れかぶれで洗いざらいぶちまけてくれるのかと思ったら、だんまり。つまらーん。
でも、小嶋におっ被せて逃げる権力への抵抗戦術としては、こうするしかないんだろう、と思いながら見る。
一番あくどいのは誰か。
オジャマモンごときオッサンをターゲットにしてぎゃあぎゃあやっても意味無い。
派遣会社が新体制になって、新役員、手配師の方々にやっとご挨拶に行く。
「桜井さんは、会員でしょ?」と新社長。
「そうなんですか?よくわからないんです」と私。
「前から会員ですよ」と新社長。
「あれ?そうだったけ?リストに名前あった?」と前社長。
「あるある」
「そうか、あははは」
「あははは」
なんちゅう会社じゃ。新体制になっても社風は変わらず。お仕事お待ちしてます!
派遣会社に登録に来ていたゴーヤ君と『竹ちゃん』で飲む。
会社について、ヒューザー小嶋について、日記について。
ゴーヤ君は日記を巡るトラブルを「またですか。時間の無駄です。公開はやめて手帳に書けばいいじゃないですか」と相変わらず。
ライターとして商品になるようなものを書くべきだ、というのが彼の説だと思うのだけど、私の書くものなんてゴミでしかない。
人様に買ってもらうために苦労してまで書きたいこと、訴えたいことがあるわけでもない。
素晴らしい文章、良い本はいっぱいあって、それを生み出す書き手に触れれば「私など全然ダメだ」と思ってしまう。
何かに成功するとか一角のものになるためには才能と努力と運が必要で、そんなものに恵まれていない私がライターとして売り出そうとあがく時間、労力こそ無駄な気がする。
私が持っているのは「憧れ」だけだ。
なんて「自分自分」な私。本当に性格悪いね。
派遣会社で仕事をしていた高校からの友人Mが残業を終えて『竹ちゃん』に合流。
ゴーヤ君を見て「真理ちゃんの彼氏?」と聞くので、二人で30秒ぐらいその振りをする。
「真理ちゃん、日記を読んで思うんだけど、男に騙されてない?結婚詐欺じゃない?貢いだりしてんじゃないの」とM。
「やっぱりそう思う?Mは鋭いね!さすがだ」と私。
「ええ?!否定しないんですか?『そんな人じゃない』とか言わないんですか!」とゴーヤ君。
「いや、結婚詐欺はないと思うよ。私は結婚願望ないし、お金もないし。でもさあ、騙されたっていいじゃない?楽しければ。騙されてあげるよ」
「彼のこと書かないのは彼が『書くな』って言うから?」
「そう」
「えー!ずるくない?友達も平等にして欲しいよ!」
「なーんで彼と友達が平等なのよ!全く別格!当たり前じゃないですか」
「酷いよねー」と声を合わせるMとゴーヤ君。
「私は書くなとは言わないけどさー、書いたら『書いたよ』ぐらい言ってよ、とは思ったよ」とM。
「うーん」と口ごもる私。
しかしなあ。「書いたよ」=「読んでね」だと思う人は多いだろうし、感想を求められていると思う人もいるだろう。
好き勝手なこと書いた上にそんな負担をかけるのも申し訳ないし。
私が好意を持って書いたことでも、相手がどう思うかはわからない。
「書いたよ」と言うから読んでみたら「喧嘩売ってんのか!」となる人もいそうだ。
怖いし面倒臭いので、これからもあまり「書いたよ」とは言わないと思う。ごめんねM。
二人と話して、ますます私は酷い友達だと思う。
しかし久し振りにいろいろ話してすっごく楽しく、面白かった!
01月17日(火)
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