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抱茎亭日乗
by エムサク
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■『駒沢美粧』,『カーヴ・ド・プティットメゾン』,デート,『檸檬屋新宿』,Y邸
 11時の予約時間を12時半に変更してもらって、更に30分近く遅刻して『駒沢美粧』。
内心かなりムッとしているだろうに笑顔の斉藤さん。
金色から、ピンクと黒のツートンカラーの髪になる。
今日のドレスの色とほとんど同じピンクに仕上がる。
成人式に着たドレスだと言ったら、斉藤さんは驚いていた。

 駒沢大学駅の反対側にあるワインショップ『カーヴ・ド・プティットメゾン』に寄って、友人Y邸に持って行くシャンパンと、母が迷惑をかけたブティックへのお詫びワインを選んでもらう。

「プロセッコ・ブッブリ ザルデット 白」は映画『冷静と情熱のあいだ』で竹野内豊とケリー・チャンが飲んでいたスパークリングワインだとか。それにする。

お詫びワインは、来日した生産者マーク・ペラン氏来訪記念サイン付きボトルの「シャトーヌフ・デュ・パプ赤2001 ボーカステル」。
これはかなりいいものだ。私も飲みたい!

 てなことをやっていたら、デートにギリギリの時間になってしまう。

恋人と過ごすクリスマスって、何年ぶりだろうか。
クリスマスなんて関係ないとは思っても、イベント好きな私としては、人恋しさを感じさせる街やメディアの演出にはまってしまい、寂しい思いをしてきた。

しかし今宵は愛する人と極上和食を頂いている。
窓からはヘリコプターが何度も行き交うのが見える。
カップルたちがクリスマス・イヴの天空デートを楽しんでいるのだな。
私たちは地上最強カップル。ヘリコプターからも二人のラブラブぶりが見えるだろう。
わははは。

この店は前にも二人で来たことがある。
その時は今の状態は全く想像していなかった。
私の彼女ぶりは意外だったか、期待通りか感想を聞いてみる。
「良かった!」
私も良かった!私は彼の彼氏ぶりは大変意外だった、と話す。
その理由を聞いて胸がいっぱいになる。彼を押し倒したい衝動に駆られる。

 ずっと一緒にいられない彼の大変な状況は寂しくもあるが、実はそのお陰で宮崎学さんにも会える。
『檸檬屋新宿』の忘年会。豪華蟹鍋、焼き蟹が出るが、お腹いっぱいでほとんど入らず。しかし口だけはつける。

宮崎さんの姉歯裏話や来年の計画なども聞いていたいが、友人Y邸にも行かなくては、で途中抜け。

 ゲストは女性のみのクリスマスパーティーで、溜池山王のマンション訪問。
高校からの友人Yとは2004年4月に会って以来。
この度インプラント専門歯科医と結婚することになり、紀尾井町の歯科開業に向けて既に一緒に住んでいるという。

ここでは七面鳥とローストビーフのクリスマスディナー。
もう何も入らない、と思うが頑張って極上ワインと共にお腹に押し込む。
私は本当に食い意地が張ってる。
1日の晩ご飯にこれだけのご馳走を食べまくるって、すごい。2kgは太った気がする。

そして、彼と、宮崎さんと、私が彼女の一生をずっと見守りたいと思っているY、という私にとってスペシャルな人たちに、1晩数時間の間に別々の場所で会うっていうのもすごい。

クリスマスなんて関係ない、とか言ってる場合じゃないね。ありがとう、サンタ!

習っている人が何人かいるバレエ教室の話、幼稚園からYと友達のKちゃんの話。
YのママがリクエストしてYのダーリンが電子ピアノを弾く。
ジャズのスタンダードナンバー。
優秀な歯科医でピアノも弾けて、パーティーでのホストぶりも良い感じで、良い人を見つけたね!Y!と嬉しくなる。
一緒に住んでいるYのママもさぞ安心したことだろう。

歯の話もいろいろ。
Yのダーリンは歯列矯正はやらないが、歯科ではかなり腕の良い人が担当するらしい。
カウンセリング受けてみよう。

気がつけば23時過ぎ。お開きとなる。
『檸檬屋新宿』に戻ったら朝までになりそうなので「やっぱりそちらには戻らず帰ります」と住枝さんに電話。

いやー、濃い一日だった!

12月24日(土)
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