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抱茎亭日乗
by エムサク
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■PLEATS PLEASE PRESENT,『欣葉 銀座麦酒樓』,『FLAMENCO 曽根崎心中』,『地炉ノ間』
昨日の日記に大事なことを書き忘れた。
Nさんが、私に三宅一生PLEATS PLEASEのドレスを「もう着ないから」と、くれたのだ。
プリーツプリーズの服は、前から一枚欲しいと思っていたので大感激。
Nさんが着ていたとはちょっと想像しにくい面白い形で変わった色で、大変気に入った。
着替えて皆に見せると大絶賛。
パーティー衣装を買わなくちゃと思っていたところで、本当に嬉しかった。
以上昨日の日記に追加。以下は今日の出来事。
昨日の集まりには参加できなかったゼミ仲間のOちゃんと『欣葉 銀座麦酒樓』。
15:00の約束に15分遅刻。「時間通りに来るとは思っていないが」と言われる。
毎度スミマセン。
本日公開の『ラストサムライ』を見てきたOちゃんが、朝日新聞の「斬られ続けて44年、大部屋の名優ハリウッド・デビュー」の記事を見せてくれる。2万回以上「死んできた」男、福本清三さんについて。
『ラストサムライ』は予告編を何回も見て、面白くなさそうと思っていたけど話を聞いて、見ることにする。
昨日の報告、仕事について、家庭について、他深ーい話。
Oちゃんの目がちょっとウルウルしていた。言い過ぎたか。スミマセン。
母とル・テアトル銀座で『FLAMENCO 曽根崎心中』を見る。
想像していた以上に素晴らしかった。日本人として本場のフラメンコにも自慢できる。
制作協力の西脇美絵子さんからのメールによると、それが実現するらしい。
> 来年の3月に行なわれる、フラメンコのメッカ、ヘレスのフラメンコフェスティバル
> から正式なオファーあったのです。
> このフェスティバルは、数あるフェスティバルの中でも国際的かつ大規模なもので、
> フラメンコの聖地といわれるヘレスの街で、2週間にわたって行なわれます。
> スペイン中からトップアーティストの公演が、連日行なわれ、
> 世界中から舞台関係者やフラメンコファンが集まり、ここからフラメンコの作品が世
> 界に発信されます。
> 今、文化村で上映中のカルロス・サウラの「サロメ」の舞台版の初演もこのフェスで
> 行なわれました。
>
> フラメンコというのは、本来民俗芸能ですから、実は、かなり保守的な面がある世界
> です。フラメンコは、国境を越えて世界中で愛されている芸能・芸術ですが、実は、
> 民俗の壁、は、歴然としてあります。まぁ、これは、当たり前といえば当たり前の話
> でもあります。
> ですから、日本人(外国人)のアーティストが、スペインで活躍する例は、極めて少
> ないのが現状で、ヘレス・フェスティバルにも、これまで外国人のアーティストが参
> 加したことはありません。
> 日本人アーティストによる、100パーセントオリジナルな日本発のフラメンコ作品
> が、ヘレス:フェスティバルに正式参加するのは、日本のフラメンコにとって、歴史
> 的快挙!といってい出来事なのです。
踊りも衣装も阿木燿子も宇崎竜童も良かった。
藤原竜也には悪いが、私にとって今年ベストの舞台かもしれない。
母も喜んでいた。
終演後、興奮しながら出口に向かっていると、ゼミの2つ先輩のNMさんがいてビックリ。
お知り合いがこの公演に出ていたとのこと。
昨日の集まりには参加できなかったNMさんだが、断絶していたHさんとNHさん仲直りイベントのきっかけを作ったのはNMさんだった。昨日の報告。
ロビーには、今回この公演を紹介してくれた、目白のバー『なすび』のちあきさんと、なすび常連客Kさんがいた。お礼を言って母を紹介。
母と『密会処 地炉ノ間』。カップルが多い。
刺身のつまの中に蟹の殻が混じっていたり、帰った隣席にゴミが残っていたり。
母が黙っているはずもなく、トイレも「前の人が水浸しにした」と言って掃除をさせる。
山手線の中で携帯電話の使用法を母に教えながら帰る。
「ハイ、自分でやってみて。違う!このボタンは…ああもう、そこじゃなくて、こうだよ!」
と大騒ぎ。迷惑母娘だ。
12月07日(日)
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