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抱茎亭日乗
by エムサク
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■『川上つよしと彼のムードメイカーズ』,『輦』,『カラオケ館』
 起きたら17:00。よく寝た。

 大学の同級生I君から電話。
「何してるの?」
「これから川上君のライヴ見に行くの」
川上君とI君は高校からの友人だ。
「4日にお兄さんに会うよ」
現代イギリス陶芸本はI君のお兄さんとの企画だ。
「そうなんだ。よろしく。じゃあ近況報告ってことで」
「I君の近況はどうなってんのよ。ロシア人の彼女とは?」
「今月来るんだ。今思いついたんだけど、彼女はこっちに友達がいないから、友達になってくれない?」
「喜んで。ご飯食べよう」
「過去をばらす?」
「へ?ばらすような過去があったっけ?結婚しようって人に変なことは言わないよ」

 22:35に新宿駅。
「日本のオーセンティック・スカ、ロック・ステディのバンドを集めて行われる一大イベント"BIG SHOT"」ってことで新宿ロフトのチケットは売切れだったが、川上君のお陰で見られることになる。感謝。

私は初の『川上つよしと彼のムードメイカーズ』ライヴ。
声を掛けてくれたK夫妻と、豊洲の会社で上司だったMさんと見に行く。

新宿ロフトが移転したことを知らなかった私は、新宿西口から小滝橋通りをズンズン行ってしまい、バンドマンらしき若者に「ロフトはどこですか?」と聞いてみる。
「エー!?ロフトすか?歌舞伎町ですよ!」
「そうなの!?歌舞伎町のどこ?」
「コマ劇場の裏です。今日は何やってるんすか?」
「川上つよしと彼のムードメイカーズ。あと若手バンドいろいろ」
「へえ。昔のロフトとは全然違いますから。でっかいハコです」
「そうなんだ。ありがとう」

急ぐ。Mさんに場所を教えてもらいコンビにで『ぴあ』を見て、23時をかなり過ぎて着く。
直後にムードメイカーズが始まる。
ものすごい人。ひびのこづえの綿入り蛍光黄色スーツを着ている私は汗だく。
差し入れのワインボトルを抱えながら踊る。

ムードメイカーズは「大人」な感じで、楽しげだった。
クラッシュのカバーとか、面白かった。

ムードメイカーズ終了後川上君と少し話す。
川上君は音楽だけじゃなくて釣番組にも出るし、サッカー解説もするし、幅のある人だ。
K君とJリーグについてかなりマニアックな会話をしていた。

 Mさんと私は新宿で飲んでいるW君と合流、西口の『串焼き・豆腐と和食 輦 REN』。
客は私たちだけ。だからか3:00閉店なのに2時前にラストオーダーを取りに来て、
会計を済ませろと言う。2:30には店員が一人になると言い、『蛍の光』を流す。
しかしきっちり3時まで席を立たない私たち。

豊洲の会社、W君が働いていた会社、私の仕事について。
W君は私が今の会社で遅刻は1回、1分だけ、と言ったらものすごく驚いていた。

W君はムードメイカーズファンなのに、ライヴに誘わなかったのは申し訳無い。
ごめんね、W君。次回があったら必ず。

 3時過ぎで入れるのはカラオケしかない、と2人に言われて数年ぶりにカラオケに行く。
蛍光灯の明かりが眩しい『カラオケ館』。

『逢いたくて逢いたくて』『私は風』『キャンディーズメドレー』を歌ってみる。
歌うのは更に数年ぶり。やっぱりカラオケは楽しくない。
7時までいられる、とのことだったが先に帰る。

朝帰りはカラスに怯えながらだけど、なかなか夜が明けない季節になって、カラスもまだ少なくて助かる。
11月02日(日)
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