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抱茎亭日乗
by エムサク
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■呉(ウー)さんの厨房,「浪商のヤマモトじゃ!」プレミアムイベント,『EX'REALM』,池袋,男比べ
 今夜のパーティーは「黒」がテーマで、ドレスコードも「黒」。
私は黒い服はあまり持っていない。15年程前に買った『オゾン・コミュニティ』の裾の直径約1mのドレスにする。仕事には着て行けない。
激しく嵩のある、ドレスの裾を膨らませる下着(なんて言うんだっけ?)と共に旅行用バッグに入れて、めったに履かないちょっと踵の高い『オゾン・コミュニティ』の靴で出勤。難儀する。

 ランチは『呉(ウー)さんの厨房』。週に2回行くってことはお気に入りってことだ。
食後にゆっくりしていられる店でもないので、近くのビルの敷地で屋外読書。少し寒い。

 18:00まで仕事。18:00から始まっている渋谷公会堂で映画『浪商のヤマモトじゃ!』プレミアムイベント『捨て身の人生劇場!全国ツアー』に駆けつける。
『浪商のヤマモトじゃ!』の原作は山本集さんという元ヤクザの画家で、2002年9月28日関西突破塾でお話を聞いた。今日のイベントでは宮崎学さんとトークショウをやると聞いていた。

金曜日の新宿、渋谷を大きなバッグを抱えて慣れない靴で歩くのはしんどい。19:00頃着く。
映画の上映が始まっていた。高校生の山本集さん役が山本さんとそっくりで可笑しい。

20:00にはパーティー会場の原宿に行かなければならない。15分ほど映画を見て、トイレで着替える。渋谷公会堂のトイレは古い学校のトイレのようで、狭くて大変。
洗面台も昔ながらで、大きなバッグを置く場所もなく、化粧も苦労する。

上映の合間のトークショウが始まり、トイレでもアナウンスが聞こえるが宮崎さんの名前はなかった。不思議に思いながら会場を後にする。

パーティードレスで大きなバッグを抱えて歩くのもかっこ悪いけど、NHKホールの方から歩いていけば暗いし人も少ないし、平気。

 バンド『ナインアンダー』の松本ミヤコさんが誘ってくれた『TOKYO DESIGNERS BLACK produced by BLACK YAMAHA』というパーティー。会場の『EX'REALM』はナインアンダーのtomoさんが働くカフェ。
松本さんのお友達で『プロドットコム』というシルバーリング屋さんの松本恵子さんも一緒。

やっぱり皆黒。混んでいる。この混み様の中直径1mのドレスは迷惑だったかも。
しかし概ね好評で何人かに「素敵ですね」と声を掛けられる。良かった。

大学ゼミの後輩でパーティー仕掛け人のような仕事をしているHさんに遭遇。
この後も違うパーティーに顔を出すとのこと。

こういうパーティーの料理で美味しいものは食べたことが無いが、意外に美味しくて驚く。
tomoさんと店長の腕によるものらしい。普段の営業日にも来てみたい。

パーティー終了。店が明るくなるとナインアンダーのボーカルジャブロ君が片付けを手伝っていた。

 私はかなり酔っていて、あまり覚えていないが池袋でジャブロ君と二人で飲んで、いろいろな話をした。ものすごーく楽しかったことは覚えている。

 宮崎さんに会えなかったのは残念だが、楽しく忙しい一日だった。

宮崎さんと言えば、8日の日記に書き忘れたこと。
電脳キツネ目組のYさん、NANIOさん、OMさんに言った。
「名原さんが変な人で、おかしなことを言われるほど、宮崎さんはなんて素敵なんだろう、って思っちゃう。ああせいこうせい言わないし、とっても優しい。自慢話はあまりに豪快で、桁外れに面白い。
『桜井、それはやめとけ』と言われることはあるけど、それは私が『どうしたらいいでしょう?』って相談した時。
名原さんは私に『宮崎さん宮崎さん言わねえでもらいてえな』と言った。
宮崎さんは、私が『共著の魚屋さんがどうも軍国主義というか右翼っぽくて、なんか嫌なんです』と言ったら『いいじゃねえか、そんなの。俺は極道主義だ』。
この違い。ああ、宮崎さん!」
10月10日(金)
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