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抱茎亭日乗
by エムサク
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■取材,STARBUCKS COFFEE,隅田川花火大会,『瓢亭大黒屋』,『IBIZA LOVERS PARTY』
 『アウトロー・ジャパン』ではなく単行本企画になった仕事で、宮崎学さんの話をHと一緒に聞く。今回は田中清玄について。私はこの人についてほとんど知らなかったが『田中清玄自伝』(文芸春秋)は面白かった。自伝を読んでもどこまでが真実なのか実際はどういう人物なのか全然わからないくらいに波乱万丈。児玉誉士夫を目の敵にしてボロクソに言っているのが可笑しい。

 花火とパーティーに備えて一度家に帰ろうかと思ったが、『スターバックス・コーヒー』で取材を振り返り、読書で時間を潰す。

 一昨日ニューヨーク留学から帰国した、ゼミ仲間のOちゃんと新橋駅で待ち合わせて隅田川花火大会を見に行く。見物ポイントが定まらないうちに始まってしまい、結局交通規制されていない道路で立ちっ放しで見る。信号と街灯の明かりの向こうで、端っこがビルに隠れた花火。それでもOちゃんは「ニューヨークで何回も花火は見たけど、日本の花火とは全然比べ物にならん」。それにしても寒い。

 Oちゃんは焼き鳥が食べたいと言っていたが『大黒屋』の蕎麦にする。
花火が終わった後で入れないかと思ったら、お客さんは他に1組だけ。
数年前の花火大会も雨になって寒くて大黒屋に逃げ込んだことがあったっけ。

花火が始まる前は混んで、品切れが多くなっちゃったからと焼き味噌をサービスしてくれる。嬉しい。

 ゼミの後輩から誘われた「IBIZA LOVERS PARTY」にOちゃんと顔を出す。
八丁堀の『8bathroom』というイベントスペース。古い空きビルをIDEEが再生させるプロジェクトは前にテレビでやっていたが、ここがそうらしい。

バスルームというから元銭湯とか?と思ったらビルの4階で、それ程大きな空間ではない。
DJブースの横に大きなバスタブとシャワーがあるからバスルーム。
トイレは昔のまま和式でチェーンを引っ張って水を流す。
人が集まる場所で男女一緒のこのトイレはつらい。

真っ暗な屋上にもソファがあって人々が和んでいた。寒いので早々に中へ。
24:00からは新木場の大きなクラブ『AGEHA』に移動して盛り上がりそうな気配だったが
Oちゃんも私もお疲れで帰る。

誘われたのが23日で、あちこち声をかけたが、来てくれたのはOちゃんだけ。
疲れているのに花火大会までつきあってくれて、感謝。
ニューヨーク話他いろいろ聞けて楽しかった。
07月26日(土)
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