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抱茎亭日乗
by エムサク
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■ジャーナリズム講座,『魚がし日本一』
名原さんから頂いた静岡『たがた』の釜あげシラスのお裾分けを、
日頃多大なお世話になっているプロバイダのIさんに届ける。
ジャーナリズム講座、私の企画第2弾は朝日新聞学芸部記者の近藤康太郎さん。
近藤さんの記事は朝日新聞の署名記事の中でも抜群に面白かった。
ずーっと会ってみたい、話を聞きたいと思っていた人。
話すのはあまり得意ではないそうで、援軍ということでライター・翻訳などをやっている女性3人を近藤さんが呼んで、受講生は8人。
近藤さんの朝日新聞社での詳しいプロフィールは知らなかったのだが、リクルート事件と国際航業事件で「社賞」を獲って、ご褒美の異動で学芸部を希望したらしい。
ご本人は「仲間内の社内の賞なんて何の意味もない」と仰るが「社賞」というのは「社長賞」よりも上で、2回受賞したのは本多勝一と近藤さんだけだとか。ほー。
学芸部希望というのも珍しいそうで、近藤さんはかなり異色なタイプのようだ。
ニューヨーク支局でasahi.comに書いていた『USビート』も『ボツ特派員メモ』も出版予定。
楽しみだ。朝日新聞を読まない私としては、近藤さんの記事は全て本にして欲しい。
22日には『アメリカが知らないアメリカ』が書店に並ぶそうなので、皆様よろしく。
「手の内を明かす」とのことで、1月30冊の読書法とコラムの書き方を教えてくれる。
ためになる、素敵な話だった。
近藤さんは多忙で懇親会には出席されず。
「コラムでも今日の話でも『もてなかった』って言ってますけど、今はモテモテですか?」
とかいろいろ聞きたかったのだが残念。
それにしても永江さんも近藤さんも素敵。私の企画はいい男シリーズだわ。
次(来月ではない)はTBSのテレビマンが語る「テレビ報道の現場」。これも期待大。
近藤さんが来られないので皆帰ってしまって、女子校の社会科教師Uさんと2人で『魚がし日本一』。
Uさんは「近藤さんの話はすごく良かった」と言ってくれて、私も嬉しい。
「交尾友達」Tシャツの話をしたら、生徒達の間で流行っているものなど教えてくれる。
帰り道、思い出したこと。
近藤さんは元内縁夫の知り合いだった。新聞を読む暇がない彼のために、私は近藤さんの記事を見つけるとマークしてテーブルに置いておいた。
内縁夫が浮気告白をして、「でも桜井さんとは別れたくない」と言ったのは
私が近藤さんの「アメリカのホットドッグ早食い大会優勝は日本人」の記事に
「近藤さん、ヒマそうですね」と書き込んで置いておいてあげたから。
「桜井さんは面白い、可愛いと思ったんだ」って、そんなことを泣きながら言うあんたの方が面白いよ。
近藤さんの記事や著書『リアルロック 日本語ROCK小事典』を読んだ人からは様々な反応や手紙が来るそうだが、一つの記事が愛を支えることもあると伝えたかった。
07月17日(木)
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