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暴かれた真光日本語版
by 日記作者
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白金色の鼠は出雲大社のお遣いとされているが、師の母堂はかねてから出雲大社への信仰篤く、男児誕生を熱心に祈念されていたのである。
母堂の左足の親指は、七十四歳で亡くなられるまで痛みがやまなかった」
神の存在や配剤を信じる人びとからこのような話を開かされると、信じていない人びとは抵抗を感じる。あるいは、頭から信用しょうとはしないのが通例である。
しかし、これに似た話は、岡田光玉の娘の一人が祖母、つまり光玉の母から、光玉が教祖となるはるか以前に直接、聞かされている。しかも、この娘は教祖を父に持ちながら、神がかったことが嫌いで、初老を迎えた今日まで信仰とは無縁の生活を送ってきているのだ。
彼女は、「他人様に笑われるようなお許なんですが」と斬りながら、こう語る。
「そういえば、祖母から奇妙な話を聞かされたことがあります。
祖母がいいますには、ですね、金のタライで産湯をつかっている夢を見た時に、父が生まれたそうでして、『この子は神の子だから、大切に育てなくてはいけない』ということで、父は小さい頃は随分と大事に育てられたように聞いております」

01月26日(月)
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