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暴かれた真光日本語版
by 日記作者
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■『メシマコブ』のタイアップ出版 1
 警視庁は出版物の記載内容が広告に該当するか、憲法で保障する言論・出版の自由を侵さないかといった点を慎重に検討。(1)巻末の問い合わせ先の電話番号に連絡すれば特定の商品を買える仕組みだった(2)他の商品より効き目が速く安全性が高いなどと優位性を強調している――といったことから、本の内容は広告である疑いが強いと判断したとみられる。
 同課は、史輝出版と販売会社が宣伝と販売の役割分担を事前に協議するなど深く連携していたとみている。
 史輝出版を巡っては、厚生労働省が昨年5月、同社の本が健康増進法で禁じる虚偽・誇大広告だとして、問い合わせ電話番号の削除を指導した。同社は朝日新聞も含め他の新聞にも本の広告を掲載していたが、同7月、「おわび」の新聞広告で18冊について「同法に違反する広告であり絶版、回収した」としていた。
 健康食品などによる治療・延命の体験談を紹介したいわゆる「バイブル本」は、内容が医科学的な根拠に乏しい場合があり、「わらをもつかむ思いの患者側の気持ちを踏みにじる行為」との批判も出ている。
 登記簿や民間の信用調査機関によると、同社は88年設立で昨年4月期の売り上げは約21億円。バイブル本の出版では業界大手で、がんと健康食品にまつわる本だけで約70冊を出しているという。
 史輝出版は朝日新聞の再三の取材依頼に対し、「社長が長期出張中で取材に応じられる者がいない」としている。


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■薬事法違反:「アガリクスはがんに効く」新たに2社捜索へ
 「アガリクスはがんに効く」と書籍で宣伝した薬事法違反(未承認医薬品の広告)事件で、警視庁生活環境課は18日、東京都港区の「ライブ出版」と「青山書籍」の出版社2社を新たに同法違反容疑で家宅捜索する。同課は、4月中旬に同じ容疑で捜索した港区の「史輝出版」社長(51)が2社の実質上の経営者とみており、本に患者の体験談を掲載する商法の解明を進める。
 調べでは、「史輝出版」は昨年、健康食品の「即効性アガリクスS」などが「がんに効く」とうたった本2冊を出版し、健康食品販売会社につながる電話番号を問い合わせ先として掲載し、宣伝した疑い。
 「ライブ出版」と「青山書籍」は今春、キノコの一種「メシマコブ」を成分とする健康食品について「がんに効く」と患者の体験談を載せた本を相次いで出版。「史輝出版」社長が2社の役員やオーナーになっていた。「ライブ出版」の本では「メシマコブとアガリクス併飲の勧め」も紹介していた。
 患者の体験を掲載した本は、健康食品購入を勧める「バイブル本」と呼ばれている。3社は健康食品会社に「本が売れればPRになるし、販売促進にも使える」と勧誘したうえ、本の制作費と広告費を負担させ、「タイアップ出版」と名付けていた。
 こうした商法をめぐっては、各地の消費生活センターに「体験談が信じられない」などの苦情が寄せられており、厚生労働省が昨年5月、出版社側に本から健康食品会社の電話番号を削除するよう行政指導した。しかしその後、本のしおりに電話番号を記すケースが相次ぐなど、いたちごっこが続いていた。【合田月美】
毎日新聞 2005年5月18日 3時00分
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20050518k0000m040166000c.html


 毎日新聞の報道にあるように、今春『メシマコブ』について出版されたのは、Amazonによると以下の2書である。
(1) 医師が証言!!免疫力を引き出してガンを治す!―免疫活性メシマコブの驚異の抗ガン力 藤沼秀光著(2005/04)青山書籍
[著者略歴] 医学博士・藤沼医院院長。1979年、独協医科大学卒業。同大学第一内科助手、同臨床講師、同講師を経て、1995年に独立開院。藤沼医院院長および独協医科大学心血管・肺内科非常勤講師
(2) 細胞壁破砕メシマコブで余命宣告を受けた進行ガンから救われた!!―信じて飲んだ39人の生還の声を収載 QLライブラリー 大星光史著(2005/02)ライブ出版
[著者略歴] 医学博士。1933年新潟県生まれ。1956年東北大学卒業。1999年富山医科薬科大学定年退官。伝統医学・自然治癒研究会主宰。日本医史学会、日本文芸研究会、現代俳句協会などに所属


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