ID:104448
暴かれた真光日本語版
by 日記作者
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■古い記事 中國新聞1974.10.3、赤旗1974.10.7
574 :571 :04/01/24 13:48
一方、問題を起こした東京大修験道場の平塚林司道場長は「その人は、せっかく業(わざ)によって目が見えるようになったのに、
本人も家族も業にむくいることをしなかったために、それまでついていた霊がだんだん力を復活してあばれ出した。
はたからみると気ちがいのようになるが、実は悪霊がとりついたものだ」とすました表情。
また同教団本部の冨田万美秘書課長も「肉体に霊がついてる場合、苦しむことがある。しかし、それは本人自体が苦しんでいるのでなく、霊が苦しんでいるだけ」と平然と語っていました。
同教団は十五年前に発足し、岡田恵珠氏が二代目「救い主」。本部を東京・大田区田園調布二丁目に置き、公称会員は欧米などをふくめて三〜四十万人。
ことし七月の参院選では同教団の推薦をうけて自民党から内田芳郎氏が立候補し落選、
またやはり自民党の山東昭子参院議員は同教団の会員で、昨年秋、日本武道館で開かれた同教団の集会では、司会者をつとめました。
575 :571 :04/01/24 13:49
◆暗示かけられ幻覚→障害? 精神科医・石田一宏氏の話
心理的ショックで視力障害におちいった場合には、心理的治療で治ることもあるが、この人の場合は、そうではないようだ。
”目が見えるようになる“という暗示をかけられ、被暗示性が高められていき、錯覚を基盤にして「見えるようだ」という状態にいきついたのではないか。
現在の狂乱≠ヘ、被暗示の緊張状態が長く続いたことによって、幻覚が活発になり、分裂状態がおこったとも考えられる。回復はこの人が、
これまで視力障害にたいする正しい医療の知識、生活上の展望をあたえられていたかどうかでもちがってくる。
現在の医学(療)は万能ではないし、信者が新興宗教などにいっさいをゆだねることによって苦痛が軽減されるというケースもある。
しかし、現実にこのような被害者が出ている以上、道場としては病勢の進行があったときは、チェックできる知識が必要だし、
また十分な医学的な根拠をもたずに催眠療法をやっていることにも問題がある。
ものによっては治るにせよ、“どんなことでもなおせる”などと明らかに非科学的なことをいって多額の寄付金などをとるやり方は許せない。
写真:狂乱症状の事件を起こした「世界真光文明教団」東京大修験道場(東京・杉並区永福三丁目)
【Net注】この記事を読んで、「人救い」の想念のカケラも無いことに気がつくだろう。被害にあった人のことなどこれっぽっちも考えていない。
『冨田』という人物はろくな所にでてこない。“真光関係者集合!!(10)No.65”を読んで下さい。
所蔵ttp://sinbun.ndl.go.jp/cgi-bin/outeturan/E_S_kan_lst.cgi?ID=000273
(※日記作者 誤字修正)
10月07日(木)
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