ID:104448
暴かれた真光日本語版
by 日記作者
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■012 CT1
ベルギー政府は、この組織の活動に対する世間の関心の高まりを受け、昨年、政府委員会を設立した。先週発行された700ページにおよぶレポートの中で、○○真光は、Sukaya Yoga やサイエントロジーと並んで最も危険な組織であるとされた。

(注) サイエントロジー:米国人L. Ron Hubbardが1954年に創始した宗教;精神修養と能力開発の方法を説く.

国会に届けられる予定のこの報告書は、色々な教団の継続的な監視団体つくることや、彼らの活動を公にすること、元信者へのケア、などを含めていろいろな対策を薦めている。報告書は、上級調査官の○○真光に対する次の言葉を引用している。「我が国の中で最も危険な団体の一つである。」

いくつかの国においてそうであるのと同じように、この教団は、不法な治療と人々の健康に対する潜在的な危険性から批判を受けている。ベルギーの委員会は、色々な団体からその教団の活動に対する弁護を聞いたという。しかし、○○真光の手から放射される光が例えばガンを短期間に消すといったような、病気を治すという主張には異議を唱えている。その委員会が言うには、この種の「あいまいな教え」は、影響されやすい人々に過度に影響を与える恐れがあるとしている。

元信者の証言によれば、○○真光は「スワスチカを用いる極右集団」と言われている。もう一人の元信者は、オーストラリアの元信者によるコメントをそのまま真似て証言している。「○○真光は、前世で行った過ちを浄化すべきという罪の意識を強化しようとするのです。信者は、過ちを清算するために自発的に参加するよう誘われるのです。つまり、教団は解決するための問題を自ら作り上げてしまうのです。」

○○真光オーストラリア(推定信者数は2000-3000人)は、共有の土地の上に建てる新しい総合本部のための81,000ドルの賃貸契約を去年オーストラリア首都圏政府と結んだ。法務長官と計画局の事務所(?)のゲリー・ハンプシャーによると、オーストラリア首都圏政府は、その手続きにおいて課税のための資産評価はしておらず、それは公的な助成をしているのと同等であり、オーストラリア税務局によって与えられた慈善宗教団体としての地位を信用してのことという。


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Letters to the Editor
編集者への手紙

The Canberra Times Thursday March 6 1997
キャンベラタイムズ 1997年3月6日(木)

***** MAHIKARI CULT HAS POSITIVE WORLD VIEW
○○真光は、肯定的な世界観を持っている。

あなたの日曜日の記事(3月2日P.17キャンベラタイムズ)には○○真光の基本についての誤解があります。○○真光は、本当に宗派に依存せず、その全く肯定的な世界観は、世界の起源は1つであり、人類の起源も1つ、そしてすべての宗教の起源も1つであるという理解に基づいています。

ユダヤ人の信者は、あなたのような反ユダヤ主義的な中傷の中に、またもう一つの試みを見出します。その試みとは、助けるように見せかけて実はユダヤ人に対する憎しみを助長しようとするものです。私たちの社会のいくつかの階層がもつ「イエローペリル(黄禍)」といわれる恐れにつけこもうとする、人種差別的、反帝国主義的な、すぐにばれるような下手くそなたくらみを、神道の信者は拒絶するでしょう。

○○真光の仏教信者は、仏陀によって予言された来世紀の黄金時代は、終末論を唱えるカルトや、地下鉄を悪用した社会の破壊とは何の関係もないことを知っています。これらの主張は、私たちのような多文化主義の実践に困難を感じるような、オーストラリアのような孤立した文化が感じる不安を煽るものです。

私に10年間の修道院生活をもたらしたキリスト教の文化的背景と、19年間の真光での生活から、私は真光には宗派にとらわれない、普遍的な、そう、本当のカトリックの世界観に進化していく驚くべき方法があり、それが私に神の子としての自由をもたらすのです。


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03月29日(土)
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