ID:104448
暴かれた真光日本語版
by 日記作者
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■竹内文献
■■■ 真光関係者集合!!(11)■■■
http://life.2ch.net/psy/kako/1040/10406/1040694113.html

578 名前:竹内文書って・・・ 投稿日:03/01/16 12:25
「日本のピラミッド」を初めて世に知らしめたのは,戦前の研究家,酒井勝
 軍でした.彼は竹内巨麿なる人物が所有していた『竹内文書』という古代史書
 を種本にして,広島県にある葦嶽山などが人工の山いわゆる“ピラミッド”で
 あるという説を発表しました.後日酒井は衆人立ち会いのもとで葦嶽山の山頂
 を調査します.するとそこから,酒井が“ピラミッド”の条件として挙げてい
 た巨石遺構が発見されたのです.誰もが否定することのできないこの大発見.


579 名前:竹内文書って・・・2 投稿日:03/01/16 12:26
しかし種本である『竹内文書』が曲者でした.
  『竹内文書』は数ある“古史古伝”の中でも群を抜いて荒唐無稽な文献とし
 て知られています.『津軽外三郡誌』や『上記』などの史料価値を認める前衛
 的な研究者でさえこれには目を背けるほど.語呂合わせとSFまがいの逸話の
 オンパレードです.もちろん創作された当時の世界観を伺い知る上ではそれな
 りの価値もありましょうが,歴史的資料とはおよそなりえないような代物だっ
 たのです.このことは,ここで話題になっている「ピラミッド」についての記
 事を見てもわかります.酒井によれば,『竹内文書』に登場する「天地日光被
 満人(アメツチノヒラミト)」なるものが“ピラミッド”を意味しているとか.
 どうでしょう.おわかりですか?そうです.これ,単なる語呂合わせでしょう?


580 名前:竹内文書って・・・3 投稿日:03/01/16 12:26
「ピラミッド→ヒラミト→日光被満人」という仕組みです.Pyramid という語
 の起源は意外に古いのかもしれませんが,これが日本に入ってきたのは,おそ
 らく近世以降.たとえ古代の日本に人工の三角山があったとしても,Pyramid
 という語を語源とするような名で呼ばれていたはずはないのです.このことは
 『竹内文書』が近世以降に書かれたものであろうことを示すとともに,酒井説
 の根拠を失わせるもののようです.「日本にはピラミッドがある」という伝承
 が近世以降の創作だということになるのですから.
  しかし,それならばなぜ酒井は葦嶽山で巨石遺構を発見できたのでしょうか.
 デタラメな本を参考にして指定した場所から,なぜホンモノの遺跡が?偶然な
 のでしょうか.ところが案外そうでもないようなのです.それは,もうひとつ
 の語呂合わせ「弥広殿作天皇(ヤヒロトノツクリノミコト)」を見てみるとわか
 るのですが....それはまた明日.


581 名前:竹内文書って・・・4 投稿日:03/01/16 12:27
 昨夜は,『竹内文書』に記された「日来被満人」という語が「Piramid」の
 語呂合わせに過ぎないインチキなものだということを言いました.さて,『竹
 内文書』ではもう1ヶ所,ピラミッドに関する語呂合わせ臭い単語が登場しま
 す.それは酒井の発見した「葦嶽山ピラミッド」を建造したとされる人物の名
 前,「弥広殿作天皇(ヤヒロトノツクリノミコト)」.これもまた「Pyramid」
 から作り出した造語でしょう.そう考える根拠はこうです.通常の古代文献で
 は「ヤヒロトノ」や「ヤヒロヤ」という単語(意味は一般には「広い家」とさ
 れる)を表記するのに,「八尋殿」「八尋屋」の文字をあてるのが通例です.
 しかし『竹内文書』ではなぜか例外的に「弥広」となっている.これはなぜか.
 答えは簡単.この特殊な用例は「ピラミッド→ヒラミト→ヒロミト→広弥殿→
 弥広殿」という強引な変型の結果生み出されたものだからですよ.一見普通の
 日本語であるように見えて,その実Pyramid という外国語から作ったインチキ
 単語なのです.


582 名前:名無しさん@1周年 投稿日:03/01/16 12:37
既成の「ピラミッド」を元ネタにしてピラミッドの謎掛けしてちゃ、
世話ないわな(笑)。



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