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暴かれた真光日本語版
by 日記作者
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■083 gn
*老獪である。「一切を引き継ぐ」なかにおよそ20億円の教団資産と信者名簿が入っている。企業でよく「人は財産です」などという人材の意味と教団の信者を財産とみる視点は違うと思える。いつまでもお金を与え続ける人たち。寄付せずとも大切にされるのかどうか。
「25日、金子明弘訓練教学部長補佐と工藤高裕同課長は、虚偽登記の事実経過を確認するため、田園調布の梅林旅館で、友森部長と会見し、真意を糺した。友森部長は、虚偽登記したことについて『僕も疑義があった。規則に抵触しはしないかと。実際のところ山本局長より、教え主というのは内部的なことで、代表役員は法律的なことである。本質的に違うという説明を受けて納得した。関口さんは二代教え主に間違いない、こっち(恵珠氏)を僕は教え主とは思わない。代表役員を関口さんに正さなければいかんと思っている』(同会談の録音テープの要約)と説明している。同説明を聞くと、(中略)主張しているのは山本局長で、友森氏は引きずられた形になっている。しかし、彼の法廷証言によると、友森部長こそ隠れた
”演出者”と見られる節がある。」
「証言によると、友森部長は、初代教え主の亡くなった翌日、恵珠氏に対して、”重大なことの返事は、自分の承認なしには絶対にいうな”との旨述べているわけで、これではまるでフィクサー同然である」
と先に紹介した部分に記事は続いていく。
*次に天野正勝顧問という人物が登場。この顧問は教団預金の名義変更図に登場する人物でもある。関口氏はその後恵珠氏本人と直接話そうと面会を申し入れたが拒絶。
ようやく29日面会実現。その様子は次の記事。
「席上、恵珠氏は終始無言で通し、ただ関口教え主の言葉をノートにメモするだけだった。同席した天野正勝顧問が受け答えし、関口教え主の問いに対しては、文書で回答(資料3)することを約した。」
*異様な会見の光景である。攻守必死の構え。
*異様な事態は続く。
「関口教え主は、8月末にはとうとう公式行事に出席できない状態に追い込まれ、9月度の月次祭では、斎主代行を事務長に命ずるという異常事態になった。」
「ことここに至ってやむなく関口教え主は、9月18日、裁判所への問題提起の意志を固め、関口教え主の代表役員地位保全と恵珠氏の代表役員の職務執行停止の仮処分申請を行なった。(文中の役職名は当時のもの)」
*初代の遺言の通りにしないほうが、勢いがあったようである。
*病床にあった初代の指名をうけた関口氏への追い出しに拍車がかかったところで提訴されたという状況だろう。
「宗教関係判例集成」に出ている「世界真光文明教団代表役員地位保全事件」を見ますと、東京地裁、昭和50年7月24日民事八部判決文にて、マインドコントロールにかかった人は、どのような行動を集団的にしがちなのかちょっと考えさせられる箇所があります。
「保全の必要性の有無」
「弁論の全趣旨により成立の認められる乙八号証の一・二、第一〇号証の一ないし二五、第一二号証の(中略)各証言、債務者岡田本人尋問の結果ならびに弁論の全趣旨を総合すると、次の事実を一応認めることができる。すなわち、前記認定の幹部通夜の際の債務者岡田の発言および「おみ霊送り」の際の松平事務局長の発表にもかかわらず、債務者岡田を債務者教団の二代教え主(代表役員)として支持するものは、幹部および信者ともに極めて多数に達しており、債務者岡田は、昭和四九年一〇月二七日に開催された債務者教団の第一五回記念大祭において、債務者岡田が二代教え主に就任した旨の発表をした。そして、自分が債務者教団の二代教え主に指名され、したがってその代表役員であると信ずる債権者の心情としては、このような状態が許せないものと考えるのは当然である。」
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04月21日(水)
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