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ケイケイの映画日記
by ケイケイ
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■「こんな夜更けにバナナかよ」
こんな風に書いていると、すごくお堅いお話かと思うでしょ?それがそれが、劇中笑ってばかりですよ。それは鹿野がいつも明るく希望を捨てないから。死の淵にいてもあきらめない。観客はそれを見て声をあげて笑い声をあげて泣き、感動する。これぞ人生じゃないですか。
あぁ本当に観て良かった!こんなに心が鮮明に晴れるなんて、なかなかないもの。あんまり嬉しくて夕食を取りながら、夫に上記の事を語りまくると、夫から「そんな事覚えていて、ずっと気にしてて、今嬉しそうに話して、お母さん偉いな」と褒められちゃった。偉いかな?(笑)。でも褒められたら嬉しいよね。それもこの作品のお陰です。
私が好きだった台詞は、美咲がとある「大嘘」を付いた事を鹿野に話すと「それ、好きな人の気を引く為についたんでしょ?だったら本当にすれば?」です。なるほど!と感じ入りました。鹿野は相手をその気にさせる天才でした。その人たらしぶりの見事さ、とくとご覧あれ。
01月09日(水)
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