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ケイケイの映画日記
by ケイケイ
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■「愛についてのキンゼイ・レポート」
最後にインタビューを受ける、お婆さんになっても素敵な素敵なリン・レッドグレープの言葉と、助手からのインタビューで、愛について問われるキンゼイの言葉は、観客にキンゼイの研究の意義・真意を汲み取るように出来ています。キンゼイは変人で、人間らしい感情から外れた人に見えますが、彼が性について研究しようと思ったのは、妻と営んでいる豊かな性生活を、世間の人にもおくって欲しいと思ったからのはず。そこには体の相性以上に、信頼関係と深い愛情が必要なのを、この夫婦はしっかり認識していたのですね。

性の嗜好は人それぞれ、色々あっていいのだと、観た後元々薄かった偏見が更に薄まりました。キンゼイが確執があった父親を理解出来たのが、インタビューからだったシーンは、性が人を理解する糸口となり、人生と深く関わるものだとの認識をもっと深くしてくれます。何にしてもパイオニアは大変ですね。いくら研究のためとはいえ、自分がセックスしているところをビデオに撮ったり、スワッピングはいやですが、私もインタビューには答えてもいいかなと思います。ただし、知らない人限定!

08月27日(土)
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