ID:104303
暴かれた真光日本語版
by 日記作者
[397830hit]
■古い記事 サンデー毎日1974.10.20
(※2009年5月8日追加)
サンデー毎日74.10.20 P144-145 ◇“悪霊”にとりつかれた広島崇徳学園の心霊術騒動
■■■ 真光関係者集合!!(28)■■■
http://etc.2ch.net/test/read.cgi/psy/1079832814/
439 名前:サンデー毎日74.10.20 P144-145 投稿日:04/04/08 16:52
◇“悪霊”にとりつかれた広島崇徳学園の心霊術騒動
女子高枚生が心霊術にかかり、術が解けないまま三日間、半狂乱状態でのたうち回った。広島市内で起きたこの騒ぎは、私立男子高校の学園文化祭での出来事。
オカルトブームやユダヤ人”超能力者”ユリ・ゲラーヘの興味から、スプーン曲げごっこ、催眠術遊び、そして異様な心霊術へ――。だがいまのところ大人は、危験だというだけで
「待った」をかけるだけの確信ある言葉を用意できない。今回の”犠牲”はこのブームを真剣に考えなければならない警鐘といえそうだ。
■術をかけられ校内中に響くうなり声
騒ぎが起きたのは広島市楠木町四、私立崇徳学園崇徳高校(西田早苗校長、二千二百人)。学園文化祭が催された九月二十八日、バレーボールの強豪として知られる男子高も、
この日ばかりは女子高校生が押しかけ、はなやいだふん囲気につつまれていた。澄み切った青空にも恵まれ、文化祭は楽しく繰り広げられていた。
ところが「心霊科学研究会」という変てこな名前の看板がかかっていた教室だけは、いささか様子が違っていた。
この研究会は同市土橋町のビルの二階にある宗教法人「世界真光(まひかり)文明教団」広島小修験道場に通っている”信者”の生徒十人が、教団の宣伝のために開いたもの。
外部から指導者として信者の主婦と他校生数人も応援に来ていた。学校側との約束では、写真や説明書などの展示だけですますことになっていたのだが、
見物人と議論を交わすうち「それでは実演で心霊術をお目にかけよう」ということになった。
440 名前:439 投稿日:04/04/08 16:53
“実験台“に選ばれたのは高校生ばかり五人。
この心霊術、術者つまり術をかけるほうが「五次元以上の世界からやって来る霊光」とかを手のヒラに集め、この手を対象者――術をかけられるほう――から約三十a離れた場所に
かざして、集めた霊光を発射、大脳の左右皮質の間にある松果腺(せん)(成熟をつかさどる)に当て、体内に宿っている悪霊を表面に浮き出させ、追い払うという難解なもの。
霊光の力は絶対で、呪文(じゅもん)などは一切不要だとか。
さて、神妙な空気の中で実演が始まった。”霊光の力”で四人が次次にもうろう状態に陥っていったが、術はすぐ解け、見物人に“心霊術の科学性”を示すに十分だった。
だが、最後の広島市白島町、私立女子高一年、A子さん(一六)の場合だけは全く話が違った。実演を見ていた関係者の話では――。
術者の女子高校生(一六)が右手をA子さんの額の前にかざして約十分間。悪霊を表面に導き出すための”浮霊の術”が終わったと同時に、A子さんは突然気が狂ったように
”ウォーン、ウォーン”と動物のような声でどなり始めた。かと思うと、次にはさきほどの状態がウソのように静かになり「父上は般若の面をかぶり、母上は……。わらわは……」
まるで武家娘のような口調、陰にこもった声。目はすわり、どこを見つめているのかわからない。術者は大あわて。
応援に来ていた者も一緒に、十数人がかりで懸命に術を解こうとするが、どうにもならない。
A子さんのうなり声は校内中に響き、教室はまたたく間に黒山の人だかり。先生も飛んで来たが、いったい何が起きたのか見当もつかない。
「私らも初めての経験でどうしたらよいのかわからなかった。とにかく驚きました。あんなことが本当にあるとは今でも信じられないが……」と西田校長。
441 名前:439 投稿日:04/04/08 16:54
■4日目やっと平静にもどったが……
結局、学校ではどうにもならず、A子さんは教団の道場へ運ばれ、稲留左治道場長自らが術解きに当たった。が、A子さんに術がかけられてから五時間近くたった午後八時ごろ、
両親が駆けつけた時もまだ同じ状態が続いていた。家に連れて帰ってもよくならない。そ
[5]続きを読む
10月05日(火)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る