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暴かれた真光日本語版
by 日記作者
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■082 gn
「6月13日朝、父(初代教え主)にご神前に呼ばれ(中略)叱られたとおっしゃった。そして、父がかけておられた『父の御み霊(ペンダント型)』を私(恵珠)にかけて下さった。私が、もしお父様がご昇天されたら後はどうしたらよいでしょうかとお伺いすると、『二代は関口さんにお願いしなさい』といわれ『二代様用の御み霊』をお預かりしました。父は続けて、『この御み霊は、二代、三代と続くものである』とおっしゃいました。いつまでもお預かりしていると怖いので早くお渡ししたいのです。皆さん、私の言っていることをわかってください。私はこのような大変なことですから、私情を交えないでお話いたしました。父は三つの御み霊をかけておられました。一つは、ラーム氏から頂いていた分、今一つは私がおかけしている父の御み霊です。そして父は、パリに行かれる前に、二代様用の御み霊を、私におかけになって『もし何かあったら二代目を嗣ぐように』と言われました。そして無事に父が帰国なさった時、『預けておいた御み霊を返しなさい』と言われて、二代様用の御み霊をお返し致しました。私がおかけしている御み霊は、父の御み霊であって二代様用のものではありません。これは大変なことですから私情を交えずにお話致しました。以上右のとおり相違ないことを認めます。」
に続き課長・部長の署名・捺印がある。これが写真で出ている。ここから確認できることは、光玉はおみたまを3つ首にかけていた。2つについては裁判資料でもおなじみだが、ラーム氏から頂いていた分というものが、外人の名前であるので奇異だ。しかし甲子氏によればそれも大事なおみたまであるらしい。ラーム氏とは、では、外人の霊能力者なのですか?そこらへんは、信者の方のほうが詳しいでしょう。
教祖用おみたまのことでもありますし、突然ラーム氏っていうのが奇異だったので長い紹介をしました。その後の解説によれば、こんなしおらしい感じでは勿論終わらなかった。次に実際の御み霊わたしのトラブルが書かれている。
宗教法学会第5号(1986,11)には「御霊」に「おみたま」とルビがふられており、教団にとって格別の意味をこめられたものと解釈しています。法学会第5号に拠れば、甲子氏証言として、
「先代が亡くなる10日前の6月13日の朝に私は先代に呼ばれた。(中略)そこで私は、初代が怯えておられるのでこわくなって、『お父様にもしものことがあったら、どうすればよろしゅうございますか』と尋ねました。そうしたら初代は、『私に万一のことがあったら、二代は関口さんにお願いせよ』こう言われました。(中略)このように私は二代用の御霊をお預かりしています。おそろしいことでございますので、早く関口さんにお渡ししたい。」
「こういう風に甲子さんは皆にその席上(昭和49年6月23日初代、脳溢血で死亡後2日目の通夜の席。幹部50人くらいを集めた席上。)で述べたというのであります。幹部50人がそれを直接聞いておりましたので、だいたい正確にその話の内容を復元できます。そしてその翌日、初代の遺体の前で、甲子さんから関口さんへ二代の御霊というものを授与されるのであります。」
*裁判所は幹部50人という証人もいることから、甲子氏は確かに通夜に幹部を集めて「二代は関口さんと初代が言った」と確認したと、それで「だいたい正確にその話の内容を復元できます」という報告になる。この詳細を補う意味で「中外日報」記事をあわせて読むと、もっとはっきりする。
「中外日報・昭和57年9月3日号」に拠れば、「恵珠氏は二代用の御み霊を預かっているので怖いから一刻も早くお渡ししたいとして、その場で渡そうとしたが、その時、夜の11時を過ぎていることもあり、関口教え主が「もう遅いですから、明日、神殿で初代様のお柩の前でお受けしたい」と提案し、出席者全員の賛同を得て、翌26日に行われることになった。」
*通夜の重大発表は6月25日。特筆すべきは、甲子氏は大変怖がっていたということで、権威ある宗教者という感じはしない。非常事態におろおろする普通の女性に見える。
記事は続ける。
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04月22日(木)
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