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暴かれた真光日本語版
by 日記作者
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宗教法学会第5号(1986,11)。これは先に申しました通り、家永教科書裁判で最高裁判事をつとめられた大野氏が、お若い時、弁護士時代に研究発表されたものです。法学会レポートに書いてある次の点を抑えて頂きたいと思います。
「本件では、最初に「秘文」(ご神示)があったわけではない。幹部通夜での発表があります。武道館での葬儀の際の発表があります。これらは、裁判所はもとより通常の世俗人によっても容易にその存在と意味を理解できることです。ところが、甲子側は、それと正反対の意味内容を有するものとして、「御神示」なるものを法廷にもち出した。この時に考えが分かれると思うのです。」
大野正男弁護士の解説です。つまり再三そのまま書き出しているように、甲子氏本人が「光玉が二代は関口さんにせよ」と私に言ったので、それを幹部の皆様にお伝えします。といっておきながら、後になって前言を翻し、「私が二代にふさわしいわけは、父の部屋を整理していたとき出てきたメモ(ご神示)に「ヨのみたま云々、娘に伝えよ」と書いてあるから私が後継者よと関口氏を熱海に呼び出して迫った。それで仕方なく裁判所も今まで見た事もない「ご神示」を証拠物件として扱わざるを得なくなった。しかし司法は内容に立ち入る事は許されない。そこで、内容に立ち入らず、「光玉は本当に最期には何といったのか」立証していく。これを大野弁護士は法律家達に報告している。
「二代は関口さん」。これは証拠、証人が出揃っており光玉氏はそう言ったと判断した、裁判所は。また組み手1万5千人ばかりも、大葬儀の会場で、松平事務長から、一万5千人が聞いている。証人というわけです。にもかかわらず、流れがいつのまにか「二代は甲子氏」に。それで裁判所のコメントにも、「松平事務長の発表を組み手は聞いていながら」というニュアンスの判決内容文がある。
アントニオ猪健さんも、かつて教祖の遺言を引き裂くような結果を招いた組み手と、同じことをしようとするのだろうか。ご都合主義も結構だが、このような否定が昔、教祖の必死の遺言さえ討ち落としてしまったことを、また性懲りもなくやろうとするのか?そうであれば、崇教の組み手というのは、救い様がない。
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04月20日(火)
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