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ケモノ道
by ケモミチ
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■■その43■プチ男祭り2009夏
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何気に、そんな会話をしている間にも
E子の携帯は、ガンガンと鳴っている。
確実に、友達の方の都合がついて
今から遊ぼうという電話である事は
間違いないだろう。
もしかしたら、彼氏からの電話かも
しれんが、もしそうだったら、彼氏からの
電話にでないこのE子は、すげー
というか、そっちの方が、今から
面白い展開に持っていくには
良い傾向だなー
と踏めるというもの。
しかし、あまり野暮な事は聞きたくないし。
今の空気感を大切にしたいので
携帯がアホのようになっている事は
知らない事に。
とりあえず、E子の反応を見ている限り
そこまで、嫌がってはない。
これは、はじめからわかっている事
なので、まー、この二人の
このグダグダの、ちょっとゆるいやりとりを
楽しみつつ。
それは、E子も承知の上でやってるんだろうなー
とか、ちょっと微笑ましく思いつつ。
(これが、勘違いでない事を祈る)
ケ「って事で、後に」
E子「いやいやいや(笑)」
っていう、お約束のような状態で
ダラダラと繰り返しつつ。
なんか、お互いの顔が
もう、笑いだしている状態で。
一瞬の間があって。
お互いに
「プッ・・・(笑)」
と笑いだす始末です。
ケ「アッハッハ。
もう、いいでしょ?」
E子「アッハッハ。
はいはい。分かりました。
後に行けばいいのね?」
そろそろ、このお約束の
ボケみたいな余興も終わりになりまして・・・
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