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龍神様のささやき
by 龍
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■バレンタインデー
2月14日は、皆様もご存知の通りバレンタインデーですね。ご相談を頂く内容も、「チョコレートやプレゼントをあげても大丈夫?どうやって誘ったり、渡せばよいでしょうか?」など、沢山のご相談を頂いております。
そんな言葉やお気持ちからも、一年に一回のこのチャンスに、皆様がヤキモキしてしまう思いは、私もとてもよくわかりますが、本来はどんな意味合いを持った日なのでしょうか。

バレンタインデーを英語で書くと、「Saint Valentine's Day(セント バレンタインデー)」となります。この「Saint」とは、日本語で、聖人・聖者という意味を持ち、バレンタインとは人の名前となります。

その昔、ローマ帝国の皇帝は、愛する人が故郷にいると戦いに対する兵士の意気込みが下がる・・・という理由で、兵士が結婚する事を禁止しました。
しかしバレンタイン司教は人々の幸せを願い、この禁令に背いて秘密に結婚式を執り行った為、処刑されてしまった。言わば、禁断の愛を認めた事で命を奪われてしまいました。上記のような出来事を背景とし、バレンタインデーの祭日は、いつしか恋人達の日とされました。

この日は一般的に、女性から男性にチョコレートを渡し気持ちを伝えますが、チョコをあげるという習慣は、商業的な意味を持って日本で始まった事はとても有名なお話です。
そして欧米では日本と違い、「女性から男性に・・・」とは限らず、バレンタインカード・花やケーキなどを贈られ、お互いの気持ちを伝える習慣がございます。

バレンタインデーのいわれは他にも複数あり、ごくごくを簡潔にお伝えさせて頂きましたが、ハロウィーンやクリスマスなど、キリスト教において深い意味を持つ出来事も、あまりなじみの無い日本人にとっては、イベントとしてとらえられがちな面が多々ございます。

そんな中で皆様にお伝えしている便りは、宗教や人種という垣根を超え、今回のバレンタイン司教のように、人の為・皆の為に尽くされた多くの方々、聖人・聖者の教えをお伝えしている内容も多くございます。
また、その便りを読まれた皆様から、「心に響くもの、気付きがありました。ハッとさせられました」とお言葉を頂く事を、私もとても嬉しく感じております。私もまた、一人でも多くの方の笑顔や幸せに繋がる事を心から願っております・・・。
02月10日(土)
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