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うららか雑記帳
by 浜月まお
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■厄払い
お祝いメッセージをくださった皆様、ありがとうございます。
今年も無事にひとつ年を重ねることができました。
これからも元気に頑張りますよー!
今日は神社でお祓いしてもらってきました。
お祓いしてもらうのは初めてで、段取りやマナーがよく分からず、ひととおり調べましたー。ネットが使えてよかったわ。
備忘のために詳しく書き残しておきます。
祈祷してもらったのは、市内の某神社。
けっこうな由緒がありまして、源頼朝公がお伊勢様より神霊を勧請したところです。
源家再興を伊勢神宮に祈願し、みごと成就したのちに、かつて敗走した安房の地にお伊勢様の分霊をお祀りした、と。そんな神宮です。
御祭神は天照皇大神。
ホームページで厄払いや祈祷についての説明書きを見たら、神職が留守の場合もあるから事前に要確認と書いてありました。
ふらりと行ってもOKなところもあるみたいですが、一応電話で訊いておけば間違いないですね。
鳥居をくぐって境内に入り、まずは手水舎で身を清めます。神様の領域ですからね。
(1)柄杓を右手で取り、左手を濯ぐ。
(2)柄杓を左手に持ち変えて右手を濯ぐ。
(3)柄杓を右手に持ち変え左掌に水を注ぎ、その水で口を濯ぐ。
(4)もう一度左手を濯ぐ。
社務所に祈祷予約お願いしてある旨を告げると、本殿に入るよう促されました。
お賽銭箱のわきに靴脱ぎ場があり、階段を上がって奥にあるのが本殿。
ガラス扉の向こうでは先客がご祈祷を受けている様子が見えました。
中に入り、端のテーブルに申し込み用紙があって必要事項を記入。
初祈祷用、厄払い用、お宮参り用、なんだか数種類の記入用紙がありました。
こうして見ると人生の節目には必ず神事が絡んでくるんですよね。お宮参り、初節句、七五三、成人式、結婚、受験などの祈願ごとや新年を迎えたときも。
今更ながら、結婚式を挙げなかったのがちょっと悔やまれてきましたよ……。
そうそう、申込用紙と一緒に珍しいものにも名前を書きました。白紙で作られた人型の用紙です。漫画で見たことあるやつだー式神だー、とか思っちゃいました(笑)
申込用紙とヒトガタ、そして祈祷料として『気持ち』を入れた封筒を禰宜さんに渡します。
無地の白封筒(B5の紙が三つ折りでちょうどいいくらい)に、表書きとして『初穂料』と書き、その下に名前を入れました。玉串料でも可。
禰宜さんによるご祈祷はそれほど長くかからなかったです。
祝詞の途中で名前と住まいを言ってくれるのは新鮮でした。お葬儀の読経で個人の俗名を言うのは聞いたことがあったけど、お祓いでも名前を入れてくれるんですね。
お祓いの作法なんかも全然知らない私、とにかく不安だったのですが、心配することは何もなかったです。
祝詞をあげている間は頭を下げるとか、ヒトガタに悪しきものを移すとか、榊の供え方なんかもその場で教えてくれましたし。
礼拝は、二拝二拍手一拝。
(1)2回深く頭を下げる。
(2)2回拍手し、指先をそろえて祈りをこめる。
(3)深く頭を下げる。
祝詞は、案の定聞き取れず。
冒頭にあった「筑紫の日向の橘の」までは分かっただけど。さすが宮崎県、行ってみたいなぁ。
本殿に入るなんて滅多にないし、よく見てきたかったのに、頭を下げたり集中してお祈りしたりで、観察する余裕がなかったのが残念でした。
最後にお守りや御神酒をいただき、御札は祈祷して来週に授けてくれるそうです。
うちはアパートなんで神棚がないんですよね。どこにお祭りしようかな。
実家では神棚と、居間の高いところに置いてたっけ。
普段、悪意なくないがしろにしてきた神様への祀りごとですが、そもそも神道は日本人の生活や意識に関わり深いもの。
少し意識を改めようと思った日でした。
01月12日(土)
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