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うららか雑記帳
by 浜月まお
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■遙か3プレイレポNo.27:仲間、異邦の神、新たなる序章
頼朝夫婦に捕らえられ、九郎さんを想いながら「逃げて、生きて」という願いを込めて舞い歌った望美ちゃん。
そして、仲間のバックアップを得て、危険を顧みず単独で舞台上の望美ちゃんを取り戻しに現れた九郎さん。
兄弟の間で展開される熾烈な睨み合い。
頼朝 「源氏の統制を乱す行いは許さぬ。これは源氏の棟梁の命だ」
九郎 「ならば、俺は源氏を捨てる!」
兄上と共にこの世界に平穏な治世を取り戻すことが自分の夢だ、と。
源氏の一員として、兄上の力になることが夢であり、誇りでもあるのだと、そう言って実際に実行し続けてきた九郎さんが……!!
とてつもなく重い台詞ですね。ぐっときました。
彼の中で望美ちゃんがこれほどまでに大きな存在となっていたのかと思うと、もうたまりませんね。
兄との決別。源氏との、将という立場との、決別。
そうか、終章のタイトルはこういうことだったのか!
もうここらへん、感情移入しすぎて胸が痛くて半分悶絶してましたよー。
だから再度アニメムービーが始まったときは、がくぅっと力が抜けてしまいましたってば(苦笑)
九郎さんが望美ちゃんの腕を引き寄せ、お姫様だっこをする→跳躍して御家人衆の人垣を脱出
たったこれだけを切り取ってアニメにするその意図、制作スタッフさんに小一時間ほど問い詰めたい(笑)
どうせならお姫様抱っこじゃなくて、武器を携えて突破しようとする図だったらよかったのに。
望美ちゃんは刀を取り上げられてしまっただろうから、舞扇を構えて。いかにも九郎×望美のイベントらしい絵になると思うんだけどなぁ。
望美 「本当によかったの?」
九郎 「後悔するくらいなら、始めから口にしないさ。今、俺にとって一番大切なのはお前だ」
ええ。この台詞、真顔ですから。
赤面でも照れ隠しで怒り気味でもない、真顔。
言われた望美ちゃんのほうが顔から火を出してそうだ。
このギャップは反則だよ御曹司。普段あれだけすぐ真っ赤になるくせに!(笑)
そんなラブい雰囲気もありつつ、鎌倉の北東、朝夷奈(あさひな)というところから北を目指すことになりました。
六浦へ通じている、金沢街道が通る要所だそうです。
ここで白龍、朔ちゃん、敦盛君、譲君と合流。他の皆は陽動作戦で動いてくれているとのこと。
……おや?
望美ちゃんが牢に捕らえられていたように、皆も頼朝配下に捕まっていたんじゃなかったのかな?
と思ったら、きちんと説明が入りました。
九郎さんたちは腰越に拘留されていたのですが、頼朝が望美を呼んだと聞いてじっとしていられずに、景時さんが一芝居うって協力して逃げたのだそうな。
景時さんも苦労が多い立ち位置ですよね。誰にも相談できない苦悩がいっぱいありそう。ひょっとして胃痛持ちだったりして?
話をしているうちにリズ先生、ヒノエ君、弁慶さんが合流。
そうね、ゆっくりしてはいられませんからね。
朝夷奈は鎌倉へ出入りする要所です。見張りがいないわけがありません。
しかし一同の緊張を裏切って現れたのは、頼朝の手勢ではなく……なんと将臣君ではありませんか!
ちょっ、南の島に逃げたはずなのに何故ここに!?
還内府が鎌倉に近づくなんて無謀もいいとこじゃないの!?
青龍コンビのツーショットに 大 興 奮 (笑)
どうやら将臣君は、望美ちゃんが頼朝に捕まったと聞いて助太刀に来てくれた様子。見張りはあらかじめ倒しておいてくれたそうです。
壇ノ浦で九郎さんが見逃してくれたおかげで、平家は無事に南の島に逃げ延びることができた。これはその恩返しなのだ、と。
さっすが兄貴!
ほんっとにアンタ男前ですね!
感涙にむせぶプレイヤーをよそに、将臣君は「頼朝の本当の力は御家人衆じゃない。荼吉尼天という異国の神だ」と語り始めました。
なになに、この終盤になって新事実発覚?
その荼吉尼天とは、隠れ里稲荷の神であり、怨霊を食らって己の力とする異国の神──とのこと。
なんでも、頼朝が決起した最初の戦、石橋山の戦いでもその力が使われたのだとか。景時さんはこれが怖ろしくて平家から源氏に寝返ったのだそうです。
うーん?
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06月24日(火)
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