ID:103367
うららか雑記帳
by 浜月まお
[122335hit]
■命日とお弁当
今日は高校時代の恩師の、ご命日でした。
お葬儀に参列したあの日から、もう1年。あっという間です。
大らかで、温厚で、懐の深い人でした。
義務ではないのに高校生の家庭訪問をしたり、進学校の校内に畑を作って焼き芋したり。
卒業してからも皆で先生のうちに泊まりに行ったり、飲みに行ったりしました。
私にとって、あの先生ほど身近に感じられた教師は、未だかつて一人もいません。
学校を巣立つ私たちに贈ってくれたメッセージを、今もはっきりと覚えています。
「もしもこの先の人生の中で、死にたいと思うようなことがあったら……友達でもいい、家族でもいい、誰でもいいから、とにかく電話をしてください。自分と関わりのある人と、話をしてください」
最大にして根源的な、現象であると同時に願いでもある、『生きる』ということ。
先生の身体はもうなくなってしまったけれど、先生が教えてくれた大切なことは、私たちの中でこれからもずっと息づいていきます。
同窓会を開いたとき、クラスメイトの輪の中に先生も混じっているような気がしたよ。
お酒、好きだもんね。
先生が住んでいたあの町で、海を眺めながら一献酌み交わしたかったな。
──… * * * …──
今朝作ったお弁当を晒してみる。
手抜きばっか。でも時間かかるー。

しっかし携帯カメラの画質が悪いですね。
前使ってた古い機種のほうがよっぽど綺麗に撮れたなぁ。
06月04日(水)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る