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うららか雑記帳
by 浜月まお
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■遙か3プレイレポNo.23:その想いの名は
六章 鎌倉、平家の暗躍(地青龍ルート)
いえーい、これって九郎さんの独自章ですよね。ようやく九郎さんエンディングに近づいてきたと思われます♪
後白河院からの官位を辞退したあと、鎌倉へ向かう一行。
源氏の棟梁・頼朝に官位の件を報告するのと、平家が怨霊を使って鎌倉を狙うという噂を調べることが目的です。
その途中でお約束のように将臣君が合流。勝手に暴走している惟盛をとめに来たのでしょうね。
大変だなぁ、この人も。
さて、何はともあれ大倉御所へ行って報告です。
頼朝と初対面の望美ちゃんですが、ひとしきり九郎さんの説明を受けたのに、なおも「神子だという証を見せろ」と偉そうにのたまう頼朝の態度に、思わずいつものように噛みついてしまいました。
頼朝の配下ではないのに頭ごなしに命令されることも承服しかねるし、証を求めるということは九郎さんの報告を信じていないということだし、というわけです。
だいたいコイツは前の運命では九郎さんに冤罪をひっかぶせて処刑したような輩ですよ。どうしたって好感情を持てるはずがありません。
梶原邸に逗留するとかしないとかの話になったとき、景時さんが「鎌倉ならどこも同じか」と呟いたのも頼朝への反感に拍車をかけてくれました。
つまり、鎌倉は頼朝の支配地だから、どこに宿を取ろうが注視されることには変わりない、という意味合いだと思われます。
そう、だって頼朝は隙あらば九郎さんを陥れて排除しようとしている奴ですからね。
望美ちゃんの胸中としては、敵ではないけれども敵も同然、といったところでしょうか。
よっしゃ、もっと言ったれ望美ちゃん!
蛇足。梶原邸を訪れた際、息子がこんな可愛い女の子をうちに連れてきた、と喜ぶお母様の姿が微笑ましかったです。
梶原家は家族の絆が強そう。和みます。
20代後半の、しかも陰陽師にして源氏の軍奉行という肩書きを持った我が息子が、常に腹出しルックをしちゃってるわけですからね。
そりゃご母堂も心配でしょうさ、色々と。
早く景時さんに素敵なお嫁さんが見つかるといいなと思います(笑)
えー、話が逸れました。
この会見での大きな収穫は、どうやら頼朝には人智を超えた不可思議な力があるらしい、ということ。
謁見の最中、望美ちゃんと頼朝以外の者の時間をとめてみせたのです。頼朝が。
それが本当に時間の流れをとめる力なのか、はたまた小規模な異空間を生み出す力なのか、詳細はまったく不明ですけれども。
時空を超える白龍の逆鱗を持った神子と、この先なんらかの絡みが生まれてくるに違いない能力ですね。うーむ。
その後、九郎さんが鎌倉を案内してくれることになりました。
わーいデェトですよデェト。
御曹司は生まれも育ちも鎌倉以外だけど、そんな彼のエスコートでもいいのです。それはそれで楽しめそうじゃないですか♪
待ち合わせ場所に早く着いた九郎さんが「あいつの好きそうなものを」と買い求めた品が“柿”という時点で、もうすでに彼らしさ爆裂ですよね。
どうしてそこで食べ物に発想がいくかねぇ。普通は髪飾りとか身の回りの小物でしょう?(笑)
そんな彼らが一体どんなデート現場を披露してくれるのかとわくわくしていたところ、いきなり謎の女性が現れまして、その人と一緒にどこかへ出かけてしまいましたヨ。
あらら、九郎さーん?
当然のように望美ちゃんとは会えずじまい。
しかも九郎さんが露天商のおっちゃんに言伝を頼んだもんだから、九郎さんが女性と連れ立って出かけたことが望美ちゃんに知られてしまったじゃないですか。
ああ王道なすれ違い。もどかしいぃ!
望美ちゃんは謎の女性の存在に動揺し、そこから九郎さんへの想いをはっきりと自覚するのですが……女性の口調や九郎さんの応対の様子からして、頼朝の正室である政子が正体なんじゃないの?
九郎さんの性格からして、通常ならきちんと先約を優先してくれると思うんですよ。お仕事絡みでなければ、ね。
ともあれ望美ちゃんは完璧に誤解してしまってます。「九郎さんにとって私はただの仲間なんだ」とか、いつになくあれこれと切なく思い悩んでいる様子。
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05月02日(金)
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