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うららか雑記帳
by 浜月まお
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■遙か3プレイレポNo.22:比売神の加護
五章 福原事変(3周目)
これ3周目っていうのかしら。
たしかに五章は3度目だけど、最初からぐるりとやり直したわけじゃないから『●周目』っていうのは語弊があるような……。
五章 福原事変(地青龍ルート)
こんなふうに攻略相手を明示したほうが分かりやすいかも。
さて、五章をやり直すこと3度目です。
・一ノ谷の奇襲に失敗→敗北→頼朝に責められる→京邸焼き討ち
・鵯越奇襲に成功→勝利→謀反の嫌疑→九郎さん処刑
どっちも嫌なので、福原戦に勝ったあと九郎さんに官位の件を辞退してもらうようにお話を進めました。
謀反の疑いは『頼朝の許可を得ずに勝手に官位を賜ったこと』がきっかけですからね。官位をもらってしまったら、九郎さんを処断する口実を頼朝に与えることになるわけです。
官位なんてもらっちゃ駄目!と言い張る望美ちゃんに、譲君と弁慶さん、景時さんも加勢してくれまして、「狡兎が死ねば、走狗は煮らるるものだ」と先生も言い添えてくれたのですが……。
九郎「兄上と交わした誓い……父上の仇を討ち、源氏の世をもたらそうという誓いを、俺は信じる!」
ヒノエ「許しを先に得たらいいだけだろ」
九郎「兄上を試すような真似はしたくない!」
というように頑固っぷりを発揮してくれまして。
思わず「九郎さんの石頭ァ!!」と叫びたくなりましたヨ。鬱陶しいくらい兄上一筋なんだから、んもう(笑)
そんな彼にとって、兄である頼朝が疑われるのは自分が疑われるのと同じことなのです。
そこで望美ちゃんはマル秘アイテムを取り出しました。前の運命で、獄中に囚われた九郎さんから託された腰越状を、いま目の前にいる九郎さんに見せたのです。
どうだろうな。信じてもらえるでしょうか。
普通だったら「タチの悪い冗談かましやがって!」ってなりますよね。だって腰越状は、官位をもらった自分が兄に対して弁解している書状なんだもん。それも獄中から。
しばし黙考する九郎さんでしたが、一縷の希望にすがる想いで望美ちゃんが「いま官位を授かるのだけはやめてもらえますか」とお願いしたところ、なんと、了承してくれました!
望美ちゃんの気持ちが通じたようです。当然のごとく絆の関突破。
望美「この手紙のこととか、聞かないの?」
九郎「どうせ秘密なんだろ。お前は俺の常識とはあまりに違う。どんなに不思議なことを言い出しても、いちいち気にしていられるか。比売神の加護は謹んで受け取るだけだ」
「お前が差し出したものでなければ破いて捨てていた」とか言っちゃうあたり、すでに望美ちゃんはかなり九郎さんから信頼を得ているようですね。比売神に例えられちゃうくらい♪
渡せなかった書状がこんな形で運命を変えてくれるなんて、思ってもいなかったですよ。
あー、九郎さんの命を繋ぐことができて本当によかったです。絆も順調に深まってるしね。ぐふふ。
その後、いったん鎌倉へ報告に行くことになりました。
官位の話があったという報告と、平家が京や鎌倉を狙う計画を企てているようなので、それも警戒しつつ情報収集に。
前の運命が悲惨だっただけに、九郎さんとのお出かけが楽しみだなー♪
一方、平家。主だった面々は沖合いの船にいるようです。
形としては平家の負け戦ですが、敗走という雰囲気はほとんどありません。
知盛「あんないい女に会えるとは……思ってなかったぜ。強く、したたかで、獣のような……」
ずいぶん余裕があるじゃないですか(笑)
知盛さんの目には望美ちゃんがこんなふうに映ったんですね。「俺と同類」発言もしてたし、相当気に入られたようですねぇ。
この船上会話、将臣君に反発する惟盛だとか、彼の進めていた『準備』だとか、『讃岐』『例の計画』『皆が無事に暮らせるところ』……今後の伏線がごろごろしているようです。続きが気になる〜!
>>>次回へ続く
04月21日(月)
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