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うららか雑記帳
by 浜月まお
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■遙か3プレイレポNo.9:お持ち帰り成功
怨霊を封じた後、兵をまとめて京へ戻る途中、河原で美少年を拾いました。
…………。
え?
聞こえませんでしたか?
河原で、美少年を、拾いました。
大怪我をしていて意識がなく、おまけに両腕には手錠が嵌められているという、
いかにも訳ありくさい10代後半の男の子です。
都の公達めいた平安ふうの装いで、およそ戦場には似つかわしくないのですが……
ああそうか、きっと奇襲前に聞こえた笛の音の出所はこの子ね!
宝玉が反応を示したことからして、彼が7人めの八葉のようですよ。
美少年よ、八葉の平均年齢を下げてくれてありがとう!(そこかよ)
望美ちゃんは(いろんな意味で)彼を放っておけずに源氏の陣へと連れ帰りました。
ちなみに、彼を連れて行く場面に譲君が同行しているんですけど、
正体不明の瀕死の美少年をお持ち帰りすることに難色を示すので、
ためらう譲君に向かって望美ちゃんが放った会心の一撃。
「お願い、手伝って!」
譲君、こう言われると弱いです。諸手をあげて降参状態。惚れた弱みですねぇ(笑)
「ずるい人ですね」って言われても、そりゃあ仕方ないデスヨ、望美さん。
そして案の定、九郎さんと口論に。
どうみてもその辺の農民ではないだろう、ということは平家の将である可能性が高い、ならば素性の確認がとれ次第処断する!──by九郎
ひどい怪我をしてるし、彼は八葉だし、いったん手をさしのべた相手を見捨てるなんてできないよ!──by望美
弁慶さんの仲裁によってひとまず言い争いは中断されましたが、水掛け論というか平行線ですね。
源氏を束ねる大将としての重責が九郎さんにはあるけれども、
望美ちゃんはそういう立場に縛られずに振る舞うから、
よくよく話し合ってくれないとわだかまりが残りそう。
「勝手にしろ!」と言い捨てて九郎さんは立ち去ってしまいました。あああ。
じゃあ勝手にさせてもらいますよー、とばかりに懸命に看護する望美ちゃんでしたが、
初陣の疲れもあって、いつしかまどろんでしまい……
空には明るい満月。そう、将臣君との夢逢瀬です。
場所はまたしても教室で、朗らかに微笑む幼なじみと話をして。
望美ちゃんの気力ゲージ補充といったところでしょうか。
おまけに将臣君は意外な情報をくれました。
平家にも戦いを望まない人がいる、のだそうです。
なんでそんなこと知ってるんだろう?
疑問を残しつつも束の間の会話を終えて、夢から醒めてみると、
今度は怨霊との戦闘が待っていました。
出現したのは、平家が撤退の際に回収しきれなかったはぐれ怨霊(?)
コラ平家の郎党ども、使い捨てはよくないですよ。ちゃんと回収してリサイクルしなさい!
まったく忙しないですねー。そのうち望美ちゃん過労で倒れるんじゃなかろうか。
シリーズ1作目で出てきた物忌みという強制休養日は、3の世界ではないようだしね。
気合いを入れて頑張るしかない望美ちゃんを、思わず応援したくなります。
可愛らしくも凛として、素敵なヒロインですよ本当に。
誰よりも先に怨霊と戦おうとしたのは、意外なことに、
望美ちゃんにお持ち帰りされた例の美少年でした。
怪我の身を押して懸命に怨霊に立ち向かおうとする姿は、
悲壮感たっぷりでとても放ってはおけません。
「怨霊は哀しい存在……」発言といい、やはり何かしら深い事情があるようですね。
声優さんの演技とあいまって、先生とはまた異なった陰影を感じさせる、
いい味のキャラクターだと思います。
話を聞くと、彼はやはり平家の者でした。
けれども怨霊を使う今の平家に同調できない部分があるらしく、
怨霊を鎮めて救うために、一族から離反して源氏側につくとのこと。
あれほど頑なな反応を示していた九郎さんも、その言葉に偽りなくば委細を問わず、
と承知してくれました。よかったー。
そんなこんなで晴れて仲間になってくれたので、彼──平敦盛の抱えた事情や心情は、
おいおい明らかになっていくことでしょう。
敦盛君はとても無口で他人との距離を置きがちな印象なので、
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02月27日(水)
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