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うららか雑記帳
by 浜月まお
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■猫と平和
うちのお猫様たち、近頃めっきり年老いてきたようです。
年寄り猫の顔なんですね。すでに。
目の上の毛並みが微妙に薄くなって、おばちゃん猫からおばあちゃん猫に差し掛かってるなー、っていう印象。顔全体が。
そういえば以前ほどは外に出て遊ばなくなって、眠っていることが多い。
ももとさくら、双子の姉妹は御歳10歳。人間で言えば、赤いちゃんちゃんこを着る年頃でしょう。
弟のゆきも満9歳。私的には凶悪なまでに可愛らしい奴ですけれども、歳からすればもう充分りっぱなおっちゃん猫です。
この子たちの親猫は、昨年11歳を迎える前に病気を患って旅立ちました。
親猫のぶんまでこの子らを大切にしたい、と常々思っているのです。
姿を見かけるたびに話しかけ、すり寄ってくればブラッシングをしたり遊んだり、日々めいっぱい可愛がっているけれども、まだまだ全然足りない気がします。
かけがえのない幸せをくれるこの子たちに、私も精一杯のことをしてやりたいな。
……こんな身の回りのことから徒然と思い起こしたら、祈らずにはいられませんでした。
原爆の日。
終戦記念日。
戦争と平和。
核兵器なんて要らないよ。
みんなで一斉に廃棄すればいいのに。
原子力はもっとずっと健全な使い道があるはず。
ひとつしかないこの地球。ありとあらゆる国々の、そこで生きる無数の命の未来のために。
同盟を口実に、よその国の核兵器の傘の下で、半世紀以上の平穏を謳歌している、この現実。腑に落ちない。
大切な人たちと笑いあう穏やかな日々が、他のなにものにも代えがたく重要で……それはきっと全世界共通の想いだろうにね。
08月09日(木)
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