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うららか雑記帳
by 浜月まお
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■【世界観構築における100の質問】前半

相沢秋乃様が作成された質問を拝借して、長編小説『WILL』の世界について答えたいと思います。
相沢様のサイトはこちら



創作小説に興味のない方はごめんなさいです。
長文ですので眼精疲労にご注意ください。
では、もっちりと行きますよー。



1 ハンドルネーム・ペンネームをどうぞ。
浜月まお。お気軽に名前で呼んでいただけると嬉しいです。

2 世界観構築にあたり、一番最初に決めたところは?
・人間
・特殊な力を備えた人間(異能者)
・人類の派生種(長生種/俗称はエルフ)
この三種類が、およそ8対1対1の割合で共存している島国……という舞台設定。

3 世界観構築にあたり、こだわりを入れたところは?
人類(異能者含む)と長生種との関係は、共生ではなく単なる共存であり、基本的にはっきりと棲み分けがなされている、とか。

4 その世界に「神」はいますか?
人々の信仰の対象としての神様なら、たくさんいます。

5 いる場合、一神教ですか、多神教ですか?
森と湖の国プレアデス大公国では、主だった宗教はほとんどが多神教。ちなみに他国では一神教が国教になっているところもあります。

6 一神教の場合、天使、悪魔はいますか。
それに類する存在ならば、いる宗教もあります。神の先触れ、御使い、預言者とかの類。人型だったり動物だったり。

7 多神教の場合、天使、悪魔に相当する神はいますか。
上に同じ。

8 異教・邪教はありますか。
『ある特定の宗教を奉ずる者の立場からみた他の宗教』という意味でなら、異教はいくつもあるでしょう。邪教も同じく。どこに立地点を置くかによって違いますね。

9 異次元はありますか。
一般的には認識されていませんが、厳密にはあります。
アリアが夢を媒介に垣間見る『未来の世界』とか。

10 その世界、地球上ですか。それとも、別の惑星ですか。
空気があって海と陸地があって、多種多様な生命が繁栄していて、太陽が東から昇って西に沈むので、パラレル的な地球だと思われます。

11 別の惑星の場合、衛星がいくつありますか。


12 別の惑星の場合、一年は何日ですか。


13 別の惑星の場合、一日の時間の数え方は決めていますか。


14 時計はありますか。
あります。

15 ある場合、その時計は一般人にも容易に手に入りますか。
置時計や壁時計なら、標準的な家庭に必ず一つくらいはあります。
ただしプレアデス大公国の場合、公式な場では家紋の入ったブレスレットを両腕に着用するのが礼儀なので、腕時計をする人は滅多にいません。市場にもあまり出回っていません。

16 住んでいる人々は、そこが惑星であるということを知っていますか。
ここまで設定していません。でも、トップレベルの研究者なら、どうやらそうであるらしい、程度には把握しているのかも。

17 魔法は存在していますか。
神話レベルでなら存在します。無から有を生み出し、世界の在りようそのものに干渉して情報を書き換えるという能力(あるいは技術)です。
傷を癒し、風や水を操り、生命を育むのが“霊術”。人類の派生種である長生種が先天的に備えている力。
引き起こされる現象等が上記よりもっとずっと限定されているのが“異能力”。ごく一部の人間が備え持って生まれてきますが、能力の顕現は遺伝に関わりがなく、また、一人の人間が複数種類の能力を扱えることはまずありません。力の強弱の個人差が大きいです。

18 存在している場合、どのような属性がありますか。


19 存在している場合、誰でも使えるものですか。


20 存在している場合、どうやって発動させるものですか。


21 魔物はいますか。
野生動物を物凄く強大かつ凶暴にしたような生き物なら、います。
三日月型をしているプレアデス大公国の、北端と南端は長生種の領域。そういった、苛烈な自然環境のせいで普通の人間が定住しづらい地域には、魔物と呼んでも差し支えないようなやつが生息しているのです。

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06月22日(金)
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