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うららか雑記帳
by 浜月まお
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■オリジナルファンタジー創作設定バトン(2)
すらりとした長身に、癖のない金髪と碧眼。大輪の薔薇のように華やかでしっとりした雰囲気ですが、20歳という若さで大公位を継ぎ、治世5年目にして民衆の高い支持を得ています。彼女の打ち出した政策は大公国に大きな転換期をもたらし、現在もそれに取り組んでいる真っ最中です。


Q20お城は豪華な宮殿風? それとも頑丈な砦風? それとも大きなお屋敷?

壮麗な宮殿です。公都リィザの行政庁区画の中心地で、名を“日輪公宮”と言います。
三重の城壁によって守られており、内廷に至るまでには厳重に警備された3つの門を通らなければなりません。
一番外側にある城門は外門といい、その内側は主に武器庫や兵舎など武官が詰める場所になっています。
中層は正門。内側には要人や貴族たちの屋敷があり、普段は都督として任地で暮らす大貴族の別邸があります。
さらにその内側、内廷への入り口である禁門。この奥は大公の住居であると同時に国政の中枢部でもあります。
本宮、外宮、花燭宮の3つに大別され、本宮には様々な政治機能が置かれています。司法権を持つ最高法院や、内閣府の構成員たちが執務をする棟、上院と下院の議員たちが国政を審議する議事堂、行政官たちが公務をこなす官舎などが主だった施設。多くの要人が出入りする重要な区域です。
外宮は、主に国賓接待のために使われる離宮。
内廷の中にはその他の離宮がいくつもあり、最も大規模な宮居は“花燭宮”。大公が普段寝起きするプライベートエリア(私宮)です。


続く。

09月21日(月)
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