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うららか雑記帳
by 浜月まお
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■【世界観構築における100の質問】前半

22 いる場合、魔物と人との関係はどのようなものですか。
人間と遭遇することは滅多にないでしょうが、人間も食糧の一種類と見なされるようです。

23 いる場合、魔物の階級はありますか。
人類未踏の奥地に生息しているので詳しいことは分かっていませんが、弱肉強食ということで、身体能力が高くて強いやつほど上に君臨できるのでしょう。

24 あるなら誰にどのようにつけられますか。


25 世界制服をもくろむような、強大な魔王はいますか。
いません。野望を抱く人間ならいますけれども。

26 生まれ変わりはありますか。
ありません。

27 ない場合、人は死んだらどうなりますか。
大地に、海に、風に、万物に還り、生きとし生ける全てのものの傍らに在り、世界中を巡る──とされています。
土葬された人は大地に還り、水葬の人は海に、風葬の場合は風になる。一般的にはそう信じられています。埋葬方法は故人や遺族の意向によって選択可能。ただし、いずれにしてもまず荼毘に付してから。

28 霊的なものは存在していますか(魂とか)。
いません。

29 ここからの質問は、世界ではなく舞台となる国についてになります。どの国について答えますか?
主人公アリアの生まれ育った国、プレアデス大公国。

30 主に舞台となる国の、気候はどうですか。
北方に位置していて、四季の移ろいは鮮やかです。
夏はやや短めで乾燥していて過ごしやすく、霧月(10月)くらいから寒くなり始めて、真冬には深々と雪が降りこめる。最北端にあるキーツ山脈は万年雪に閉ざされています。

31 天気予報はどのようになされていますか。
一般市民に予報が知らされるのは、国や地域を挙げての催事があるときだけです。
膨大な過去のデータを紐解いて現状と照らし合わせ、専門の研究者グループが審議を重ねた末に「建国記念日は晴れるでしょう」などと発表します。
予報が外れることも少なくはないので、急に雨が降ってきても町の人々は気さくに軒下を貸してくれたりします。お互い様精神ですね。

32 主に使用されている暦はどう言ったものですか。
太陽暦。年度替わりは1月。
1月=雨月
2月=風月
3月=芽月
4月=花月
5月=風月
6月=収穫月
7月=熱月
8月=実月
9月=葡萄月
10月=霧月
11月=霜月
12月=雪月

33 その国の衛生状態はどうですか?(上下水道など)
よっぽどの辺境と長生種の領域を除けば、概ね整備・管理されています。
島国なので外国人の出入りもさほど頻繁ではなく、『汚して困るのは自分達』の精神が発達しており、道端の掃除も進んでやります。

34 主に使用されている言語は何ですか。
プレアデス・アトラス語。北方の国々のほぼ全域で公用語になっています。

35 文化程度はどれくらいですか。
絵画や演劇、文学を尊ぶ程度には高いです。

36 文字はありますか。
あります。おそらく象形文字の一種。

37 ある場合、主に使用されている記録媒体は何ですか。
紙。製紙職人さんがせっせと作ります。

38 ある場合、識字率はどれくらいですか。
約97%。義務教育制度があるので。

39 通信手段としては、どのようなものがありますか。
普通郵便、飛脚が一般的。貴族階級や組織・団体などは、乗馬術に長けたお抱え飛脚を必ず雇っています。

40 移動手段としては、どのようなものがありますか。
国内の移動は、料金の低い公共の乗合馬車が主。ほぼ国中に街道が敷かれています。渡河用の船もありますが、外国を行き来する通商用の貨物船のほうが数は多いです。

41 人口密度はどれくらいですか。
人口は500万人くらい(長生種は含まない)。平均したら、密度はそう高くないかも。

42 政治の形態は? 君主制? 共和制?
大公を国家元首とする立憲君主制。

43 一番権力を持っている人は誰ですか。
大公です。君主であり、政府の実質的な長である宰相を任命する、国事決定権を持った最高執行権限の象徴。

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06月22日(金)
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